「5人目のビートルズ」逝去、つんく♂、YOSHIKIらが追悼
「5人目のビートルズ」と呼ばれたイギリスの音楽プロデューサー、ジョージ・マーティンさんが亡くなった。ザ・ビートルズの作品をほとんどプロデュースしたことで知られる重鎮の逝去。世界的に悲しみの声が広がっているが、音楽プロデューサーのつんく♂やX JAPANのYOSHIKIら日本の音楽関係者からも追悼のメッセージが続々と寄せられている。
つんく♂はツイッターで、「え?ジョージマーティンが亡くなった!」と驚きの言葉で書き出し、「目標でもあり、憧れでもあり…ご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。
YOSHIKIは、ジョージ・マーティンさんとの笑顔の2ショット写真をツイッターに掲載。「So sad..But the music you created’ll live forever.It was an honour to work with you.Thank you &」と英文で書いたコメントや「#RIP..」「#GeorgeMartin」のハッシュタグを付け、悲しみを抱くと同時に一緒に仕事ができた喜びを伝えている。ジョージ・マーティンさんは、Yoshikiのクラシック・アルバム『Eternal Melody』をプロデュースしている。
ジョージ・マーティンさんは1962年にザ・ビートルズを見出したプロデューサーで、同バンドのほとんどすべての作品を手掛けたことで知られる。その音楽に多大な影響を与えたことから「5人目のビートルズ」と称された。1996年には音楽界への貢献から「ナイト」の爵位を授与されている。
サンボマスターのボーカル・山口隆もツイッターで、「ジョージマーティンさんのおかげで僕は僕のロックンロールを豊かにすることが出来ました」と感謝のコメント。「衝動や爆発的な感情を吐き出す以外にも、僕たちにはこらえきれないセンチメンタルや美しく色めき立つ瞬間があって、ジョージマーティンさんは僕らのそれを見事に代弁してくださった方だと思います。合掌」と追悼した。
さらに、くるりのボーカル・岸田繁もツイッターを更新。「今度はジョージ・マーティンですか。。90歳、天寿を全うされた感じかも知れませんが、彼のビートルズでのお仕事、後世に伝わりますように。安らかにお眠りください」と冥福を祈っている。