秋元才加「悲報」などの用語に疑義、ネット上で賛否呼ぶ

　元AKB48の秋元才加（27）が「悲報」「公開処刑」というネットで使われる言葉に疑問を呈している。「言葉の重みや意味を考えて欲しい」などと綴り、乱用されている現状に嘆きの声を挙げると、ネットユーザーから賛否の声が続々と飛び出ている。

　秋元は８日にツイッターを更新。「悲報とか公開処刑とかの言葉がネットで軽々しく使われているけれど、きちんと意味を理解しているのだろうか…」と疑問を投げかけた。

　そして、「言葉の重みや意味を考えて欲しいと思うし、私も気をつけます」と言葉を大切に使うべきだとする持論を綴った。

　さらに、WEBで公開されている辞書に記載されている『悲報』の意味を追記。「人を悲しみの底に突き落とすような、不幸なできごとを伝えるしらせ。特に、人の死去のしらせをさす」との文面を引用した。

　秋元はまた、「言語に関しての捉え方は人それぞれなので、私一個人としての考え方はという事で」ともツイートし、あくまで個人的な見解であることを付け加えている。

　この秋元の意見には、賛否があるようだ。賛同する声では「言霊が失われていくようで心が痛い」「言葉を発するときはちゃんと責任をもたないと」「皆がやっているんだからと余計罪悪感が薄いのかも」などと匿名性が主流のネット用語を忌避する声が多く出ている。

　ただ、なかには「言葉は進化するし、その時代時代で、使われ方も変化する」「受け取る側への気遣いさえ忘れなければ自由に使っていい」と時代に合わせて言葉の使い方が変わるのは当然のことと受け止める声も多いようだ。