T.M.Revolutionの西川貴教は31日未明にツイッターで、日本におけるハロウィンの捉え方について苦言。「家族で過ごすもの」などと持論を綴り、ファンから反響を受けている。

 西川は「ハロウィンの盛り上がりに水を差す気はないですが」と前置きした上で、「やっぱ本来のハロウィンで仮装するのは小さな子供達で、大人がコスプレして我がもの顔でねり歩いたりするもんじゃないんですよね」と、ハロウィン本来が持つ意味を自身の中で再考している。

 そして、「日本で言えばお盆みたいなもんなんだから、クリスマス同様家族で過ごすものなんだなと改めて思うヒースロー空港なう」と綴り、家族が一緒になり静かに時間を過ごすことの大切さを説いた。

 31日に迎えたハロウィンは、古代ケルトに起源を有するとされ、悪霊退散や秋の収穫を祝う宗教的な行事だった。ただ、今ではお祭りの意味合いが強くなり、アメリカなどではカボチャの中身をくりぬいた「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ることが一般化。子供たちが「トリック・オア・トリート」と唱えてお菓子をもらいに家々を回るが、日本ではむしろ、西川の指摘通り大人が仮装して楽しむイベントとして定着している。

 この西川の指摘にファンは反響の声を挙げた。「最近は、やり過ぎ」「まったく同感です!」「もやっとしていた事を西川ちゃんが言ってくれてすっきりしました」「ハロウィン=バカ騒ぎしていい日と勘違いしてる勢が多い、無念である」と賛同する声が多数を占めた。ただ、なかには、「騒ぐための口実なんでしょうね」「楽しくて経済回ればいい」と冷ややかに見つめる声も。

 大人の身の振り方で古いものが淘汰されやすい時勢の中で、海外を移動中と思われる西川は今一度、日本人の心というものを見つめているのかもしれない。

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