Creepy Nutsが、4月10日に開催されたアメリカ最大級の音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival 2026」に初出演。自身初の北米ツアー「Creepy Nuts NORTH AMERICA TOUR 2026」の幕開けを飾った。

 【写真】コーチェラでGobiステージのトリを飾ったCreepy Nuts

 「Coachella Valley Music and Arts Festival 2026(通称:コーチェラ)」は、現地時間の4月10〜12日(日本時間4月11〜13日)にカリフォルニア州インディオで開催された世界最大級の音楽フェスティバルで、今年はサブリナ・カーペンター、ジャスティン・ビーバー、カロル Gが各曜日のヘッドライナーを務めた。

 ワールドワイドなアーティストの中で、日本からは Creepy Nuts、藤井風、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uが登場。Creepy NutsはDay1のGobiステージのトリを飾った。

 現地からの世界同時配信映像でも、ユニットの紹介に加えて、R-指定が「JAPAN'S BEST MC」、DJ松永が「WORLD'S BEST DJ」として紹介され、2人のポテンシャルをアピールしてライブへの期待を煽る。

 大きな歓声が上がる中、ライブは「ビリケン」で始まり、パワフルなラップで観客を圧倒するR-指定。DJ松永もビートの抜き差しでトラックに抑揚を加え、ライブならではの展開に、観客もジャンプでそのパフォーマンスに応える。現地時間の深夜に差し掛かる時間に披露されたのは「よふかしのうた」。

 「Friday night Coachella!」と歌詞を変えて観客を煽り、DJ 松永もシュアなスクラッチでタイトなステージを展開する。また、「堕天」のコール&レスポンスのように「普段の Creepy Nuts のライブを展開する」構成は、自分たちのスタイルへの自信と、それが海を越えても通用するという事実を証明していた。

 そしてジャパニーズカルチャーを様々な視点から描いた「japanese」などをスピーディに展開。DJ松永はスクラッチとボディトリックを組み合わせたターンテーブルルーティンを披露した。

 さらに大きな盛り上がりを見せたのはワールドヒットとなった「Bling-Bang-Bang-Born」。合唱に加えアニメコラボMVでのダンスを踊りながら盛り上がる観客も多く、楽曲が世界的なアンセムであることを証明した。「かつて天才だった俺たちへ」のような、世界的に普遍性のあるメッセージを込めた曲では、観客が大きく手を振って応える。

 「ありがとう!コーチェラ最高!See you next week!」とこれから始まる北米ツアーへのメッセージには、大きく歓声が上がる。そして「最後は日本語で伝えさせてください。日本から自分たちのラップとDJという武器だけを持って、この世界最高のフェスにきました。俺たちの言葉と相方の音が、言語や色んなものを超えて、伝わって皆さんと一つになり一緒に楽しめた瞬間、そんな光景をコーチェラで見せてもらいました。ありがとうございました!」という熱を帯びたMCに続き、ラストは観客からは合唱も上がった「オトノケ」で締めくくられた。

 日本語によるラップ、日本で生み出されたサウンド、そして Creepy Nuts ならではのオリジナリティをいかんなく発揮し、大観衆を沸かせた彼ら。「音楽は国境を超える」という言葉を、圧倒的なパフォーマンスをもって鮮やかに体現した歴史的な一夜だった。

 Creepy Nutsはこの後、ニューヨーク、シカゴ、メキシコシティを巡る自身初の北米ワンマンツアーを開催し、4月17日には「Coachella Valley Music and Arts Festival 2026」2週目にも再び出演予定。

 またコーチェラ出演と同日の4月10日には、ニューシングル「Fright」をTBS系ドラマ『時すでにおスシ!?』主題歌としてリリース。ドラマ初回での初オンエアでの反響も含めてドラマの関連ワードがトレンド入りを果たした。楽曲も世界各国の新譜系プレイリストに多数ランクインするなど、日本国内・海外での多方面での注目が集まっている。(Live Report =高木"JET"晋一郎)

セットリスト

M1 ビリケン
M2 よふかしのうた
M3 堕天
M4 japanese
M5 ちゅだい
M6 doppelgänger
M7 Bling-Bang-Bang-Born
M8 Mirage
M9 かつて天才だった俺たちへ
M10 二度寝
M11 オトノケ

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