歌手の浜崎あゆみが、デビュー28周年を迎えた4月8日の東京・有明アリーナ公演を皮切りに、「ayumi hamasaki JAPAN TOUR 2026 A -Scapegoat-」をスタートさせた。2年間に渡るアジアツアーを経ての全国ツアーとなる。

 【写真】浜崎あゆみのステージに登場したお見送り芸人しんいち&みなみかわ

 浜崎あゆみのデビュー28周年を祝うため、平日にもかかわらず全国、そしてアジア各国からもファンが駆け付け、会場はファンのピンクオーシャンに埋め尽くされた。ABEMAでの生配信もあり、画面越しにも多くのファンが見守る中での公演となった。

 今回のツアータイトルは「Scapegoat」。一般的には「罪を押し付けられた存在」という意味になる単語だが、そこに隠されたメッセージがどんなものなのか、TA(TeamAyu=浜崎あゆみのファンの総称)の間で話題となっていた本公演。

 世の中の風潮や考え方に疑問を投げかける「Nonfiction」、孤独や苦痛を歌った歌詞が強烈な代表曲「A Song for ××」、自分の道は自分で決めるという力強い意志が綴られる「23rd Monster」など、メッセージ性の高い楽曲が随所に散りばめられ、ストレートな歌詞とパワフルなパフォーマンスで、タイトル「Scapegoat」に込めたであろう想いを伝えていた。

 今回のツアーのためにリアレンジされた壮大なバンドサウンドと花道やサブステージ等のアリーナ全体を使用したダンサーのパフォーマンス、時には怒りをぶつけるように、時には優しく寄り添うように歌い上げる浜崎のステージングで次々とシーンが変わる。まさにこれぞ“浜崎あゆみのアリーナツアー”とでも言うべき圧倒的な世界観に会場全体が引き込まれていた。

 約3時間、誰もが知るキラーチューンを含む20曲以上を歌唱。「みんながこの世界を、この時代を、生きていくと諦めずに居てくれるのなら、私も変わらずここでずっと歌い続けます。いつもみんなの側にいるから。」と、ひとりひとりに届くように真っ直ぐに伝えていた。

 ファンからのアンコールに応えて浜崎がステージに再登場すると、ロックバンドの氣志團、お笑いコンビのかまいたち、お笑いタレントのみなみかわからの28周年をお祝いするビデオメッセージがサプライズで届けられた。氣志團からの浜崎のデビュー年1998年の雑学や熱いメッセージ、普段から交流のあるかまいたちの「仕事終わりに打ち上げだけ行きます」といった言葉に喜んでいると、ステージ上にみなみかわがいきなり登場。「浜崎さんの好みをリサーチして連れてきました」と、土佐兄弟、お見送り芸人しんいち、キンタロー。といった面々を呼び込み、お祝いの言葉と渾身のネタを披露して会場を沸かせていた。

 今回初めての試みとしてVIP席、SS席、S席と、希望の座席エリアを選べるチケットを導入し、メインステージのほか、サブステージや3本の花道、外周のトロッコなど、極限までファンに近付けるステージングを採り入れていた浜崎。間近でのパフォーマンスを見たファンからは大歓声が上がると同時に感激で涙する姿も見られた。アンコールではVIP席から選んだファンをステージに上げて一緒にパフォーマンスする演出もあり、ファンとともに創り上げるスペシャルなライヴを披露した。

 終演後には、30公演を超える「ayumi hamasaki JAPAN TOUR 2026 A -Scapegoat-」全公演の日程が発表され、6月から11月にかけ、全国を駆け巡るロングツアーとなることが明かされた。

 昨年は17年ぶりの香港公演、単独初のシンガポール公演、1分でのチケット完売に26,000名動員の台北公演、日本人女性ソロアーティスト史上初の1万人以上動員した初の北京公演など、各国で新たな記録を作り熱狂させ続けたアジアツアーを経て、今年は浜崎あゆみが日本全国を廻る。

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