INTERVIEW

仁村紗和

「10回切って倒れない木はない」で初の王道ラブロマンス「新しい自分に会えそう」


記者:編集部

写真:村上順一

掲載:26年04月09日

読了時間:約4分

 仁村紗和が、日本テレビ系4月期日曜ドラマ「10回切って倒れない木はない」(4月12日スタート、毎週日曜よる10時30分放送)でヒロインを務める。仁村といえばNHK連続テレビ小説「おちょやん」など多くの作品で存在感を放ち、『真夏のシンデレラ』でフジテレビ“月9”で初のメインキャストに。主演ドラマ「SHUT UP」(テレビ東京)では、アジアコンテンツアワード&グローバルOTTアワード2024で最優秀新人賞を受賞している。日本テレビでは『若草物語 ―恋する姉妹と恋せぬ私-』で長女を熱演し話題を集めた。唯一無二の個性で大躍進を遂げている彼女が今回挑むのが、初共演となる志尊淳演じるキム・ミンソク(青木照)と惹かれあっていく河瀬桃子役。明るく前向きな性格で、困っている人がいればすぐに気づいて寄り添う優しさと強さを併せ持つ、町の小さな診療所で働く医師という役どころ。意外にも王道のラブロマンスは初挑戦となり、新たな一面が見られそうだ。そんな彼女に、志尊と初対面を果たした、クランクイン前のビジュアル撮影のタイミングで話を聞いた。

新しい自分に

――出演が決まった心境は?

 日韓を舞台としたラブストーリーですし、韓国の俳優の皆さんも出演されるそうなので、スケールの大きい作品だと思いました。これまでロマンス系の作品に出演する機会はあまりありませんでしたので、桃子という人物像も含めて自分のなかで新鮮な気持ちです。

――ラブストーリーは過去にも出演されていますね。

 何かを抱えた役柄が多くて、桃子のような屈託のない陽だまりのような、素直さの純度が高い女性を演じるのは今回が初めてになるので、新しい自分に会えそうな気がします。

――改めて桃子の印象は?

 誠実さや温かさがあり、それを変に押し付けがましくないところが素敵だと思いました。強がりをしない人や素直な人が信頼されると思うので、そういうところが彼女の魅力だと思っています。彼女自身は小さい頃に両親を亡くしているので、心に傷跡を残している部分もありますが、それを悲観せずにしているところが彼女の強さでもあり、優しさの源なのかなと思います。

仁村紗和(撮影・村上順一)

仁村紗和(撮影・村上順一)

柔らかみのある人柄

――キム・ミンソク役の志尊淳さんとは初共演です。きょう初めてお会いした印象は?

 雰囲気やお人柄がとても柔らかい方で、声にも柔らかい丸みのある印象です。イメージ通りでしたが、さらに志尊さんが描くミンソクの人間性が深く知れたような気がします。「こういう思いでやっていこうと思っているんだ」ということを聞いて撮影も楽しみになりました。

――第1話の撮影に向けて何か掴めたような感じもありますか?

 探り探りではありますけど…会話をしてくれるチームなのでうまくできそうな気がしています。志尊さんとは同い年で、良い方なので良かったなという気持ちですし、役としてお互いを知る時間になった気もします。撮影に向けてヒントになりました。

――役は、第1話の撮影で掴めるものですか?

 私は掴めないです。いつも掴めたという感覚はなくてずっと不安なまま走っていく時もあります。でもチームが「みんなで見つけていこう!」という空気感なので私もそれに乗っかっていけたらいいなと思っています。

――では撮影がより楽しみになりました?

 すごく楽しみです!志尊さんも「早く撮影がしたい」って言っていて私も同じような気持ちです。でも先ほどの「掴める、掴めないか」は現場に飛び込んでみないとわからないです。

仁村紗和(撮影・村上順一)

仁村紗和

――第1話の台本を読んだ上で、ビジュアル撮影の様子を見ましたが、2人の姿からシーンが浮かび上がってくるようでした。

 すごく嬉しいです。プロデューサーさんにも桃子が仁村さんに合っていて、控室にいる仁村さんと似ていると言っていただきました。近いものがたくさんあるんだって思い嬉しかったです。

――ちなみに控室にいる仁村さんはどんな感じですか?

 人と話すのがすごく好きなので誰かに話しかけに行っている感じだと思います。皆さんによく言っていただけるのは、現場にいると安心するということでしたので、そういう部分なのかなって思います。

――デビュー当時から取材させて頂いていますが、包容力は感じます。

 本当ですか? 嬉しいです! 特に桃子は受け止めるポジションなのでそうしたところを活かしていきたいと思います!

仁村紗和(撮影・村上順一)

仁村紗和

母の言葉

――さて「10回切って倒れない木はない」というのは、韓国のことわざで「どんなに難しいことでも何度も挑戦し続ければ必ず成功することができる」という意味だそうです。仁村さんの大切にしている信条は?

 母親に言われた言葉で「悩んだら目の前の人や縁した人を大事にしなさい」です。今という時間が未来を作っているので、そうした目の前のことが積み重なっていったら何かに繋がったり、自分が思い描いていたのとは違うかもしれないけど「これが私の道だったんだ」と思えるような、瞬間瞬間を大事にしていたら後悔はしないような気がして。自分の心とフィットしていて、悩んだら一旦立ち返る言葉です。なので、今回の作品も一瞬一瞬を大事にしていきたいと思います。

仁村紗和(撮影・村上順一)

仁村紗和

(おわり)

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仁村紗和(撮影・村上順一)
仁村紗和(撮影・村上順一)
仁村紗和(撮影・村上順一)
村上順一
仁村紗和(撮影・村上順一)

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