King & Prince

 King & Princeが20日、東京・新宿歌舞伎町のシネシティ広場で開催されたアルバム『STARRING』の発売記念イベント『STARRING』プレミアナイトに登場。レッドカーペットイベント開催前に囲み取材が行なわれ、メンバーの永瀬廉と髙橋海人が、アルバム『STARRING』についてや2025年を振り返った。

 【写真】King & Prince『STARRING』プレミアナイトの模様

 『STARRING』は前作に続き今作もコンセプト盤となっており、テーマは映画。King & Princeの2人が、ファンだけでなく聴いてくれた人全員に楽しんでもらえるように、一からコンセプトを考えた。テーマが映画ということで、音だけでなく映像でもたっぷりと楽しめる作品となっている。収録されるのは、「HEART」「What We Got 〜奇跡はきみと〜」「I Know」、そしてリード曲「Theater」を含めた全12曲。その全てを、架空の映画館で上映される【映画】に見立て、ポスター・特報を完全オリジナルで制作。

 レッドカーペットイベント前に行われた囲み取材では、プライベートでは滅多に訪れないというこの歌舞伎町に、永瀬は「レッドカーペットを歩けるなんて。この道を通るたびにイベントを思い出すような、特別な道になりそう」と感慨を口にし、髙橋も海外からの観光客も多いこの場所から、自分たちの表現が世界へ広がることに期待を寄せた。

 激動の2025年を振り返り、「今年を象徴する漢字」を聞かれると、それぞれの個性が光る回答だった。永瀬が選んだのは「鮪(マグロ)」。その心は、「今年一年、一回も止まることなく泳ぎ続けてきた」という自負。ディズニーとのコラボレーション、花火イベント、そして数々の個人仕事とグループ活動を並行してきたキンプリ。髙橋は、「今、釣り上げられたら絶好の状態」と話、永瀬も「脂が乗っています!」とユーモアを交えて充実ぶりを表現した。

 一方、髙橋が選んだ一文字は「照(照れ)」。今作の映像制作では、至近距離で睨み合ったり、お芝居の役として向き合ったりするシーンが多く、「カットがかかった瞬間に目を逸らしてしまうほど照れた」と舞台裏を明かした。永瀬も「お互いの現場での芝居を知らないからこそ、恥ずかしかった」と同意しつつも、この経験を通じて「二人でパフォーマンスすることへの自信と覚悟がついた。これからはもう照れることはない」と、二人体制としての確固たる絆を再確認したことを強調した。

 2025年は、髙橋が体調を崩す時期もあったが、それを乗り越えて「たくさんの人に支えられていることを実感した」と語る姿からは、表現者としてのひと回りの成長が感じられた。

 2026年1月から、本作を引っ提げた4大ドームツアー「King & Prince DOME TOUR 2026 STARRING」の開催も決定している。髙橋は「来年も自分たちの最高到達点を更新し続け、皆さんを驚かせたい」と力強く宣言し、囲み取材を締めくくった。

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