INTERVIEW

阿部なつき

令和版キューティーハニーに 声と身体づくりにも意識


記者:編集部

写真:村上順一

掲載:25年11月25日

読了時間:約3分

 阿部なつきが、DMMオリジナルショートドラマ『キューティーハニー BELOVED ENEMY』(DMMショート11月25日・全15話独占配信スタート)で主演を務める。1973年に永井豪氏による原作漫画が誕生して以来、テレビアニメ・実写映画・舞台など長年にわたり様々なメディアミックス作品が展開されてきた大人気シリーズの令和版。ヒロインの如月ハニーを演じるのは抜群のスタイルから“令和の峰不二子”とも呼ばれる阿部。人気インフルエンサーから俳優へと活動の幅を広げる彼女に劇中のコスチューム姿で動画インタビューに答えてもらった。【撮影=村上順一】

――出演が決まった当時の心境は?

 歴史のある皆さんに愛され続けているハニーを演じることに、すごくプレッシャーを感じていました。でもすぐに「やってみたい!」という気持ちになり、すごく楽しみになりました。皆さんからは「令和の峰不二子」と呼んで頂くことも多いので、令和の峰不二子が令和のハニーを演じるのはすごくキャッチーで皆さんに楽しんでもらえるんじゃないかと思いました。

阿部なつき(撮影・村上順一)

阿部なつき(撮影・村上順一)

――役作りで意識された点は?

 2つあります。1つ目は「声」です。すごく運命的に感じたのは、声優の増山江威子さんが『ルパン三世』の峰不二子も、初代キューティーハニーの声も担当されていたことです。ですので、たくさんアニメを拝見して声とかを練習しました。2つ目は、ハニーのセクシーで女性らしいボディをどうやって作っていこうかという点でした。私はストイックになりすぎて細すぎてしまう時期もあったんです。なので、今回は少し体重を増やすことを意識しました。ハニーみたいなボディスタイルはすごく可愛いので、それを目指すために質のいいものをたくさん食べて筋トレ、特にお尻のトレーニングをいっぱいしました。

阿部なつき(撮影・村上順一)

阿部なつき(撮影・村上順一)

――衣装合わせのときに感じたことは?

 衣装を初めて見たときは想像以上の出来で、これなら絶対にハニーとして素敵な作品ができるだろうなって思いました。実際に着てみるとすごくフィットして着るのも脱ぐのも大変で、だからこそより体型づくりを頑張ろうと思いました。撮影時期が8月で猛暑のなかでしたので、湿度と汗で大変でした。

――今回はアクションシーンにも挑戦しています。

 アクション撮影自体が初めてで、アクション演技があると聞いたときはすごく不安でした。でも丸一日かけて行ったアクション稽古はすごく楽しかったです。私は小学生の時に剣道を習っていて初段を持っています。アクション監督から剣使いがいいねって褒められてすごく嬉しかったです。剣道の、凛々しさや強さはハニーを演じる上で生かせたと思います。

阿部なつき(撮影・村上順一)

阿部なつき(撮影・村上順一)

――原作でも描かれている七変化にも挑戦しています。

 実は衣装の種類だけで11着あるんです。オタクやプロレスラーなど幅が広くて、でもどれも着るのは楽しかったですし、衣装に合わせてどう演じようかとか、声のトーンはどうしようかと考える時間も貴重で勉強になりました。

――改めて見どころを。

 時代ごとに理想とする女性像は変わると思いますが、令和版のキューティーハニーは今の時代に合った、皆さんにぜひ観て頂きたい作品です。女性が活躍するというのは私自身も頑張りたいところですし、観て頂いた方が勇気が湧いて元気になってくれたら嬉しいです。また、ショート動画で配信するのも令和らしさがありますし、AIも活用しています。アクションも頑張りましたし、すごく迫力のある作品が出来ました。可愛いコスチュームも含めて一つ一つに注目して頂けたら嬉しいです。

阿部なつき(撮影・村上順一)

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村上順一
阿部なつき(撮影・村上順一)
阿部なつき(撮影・村上順一)
阿部なつき(撮影・村上順一)

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