夜長亜季(蒔田彩珠)「DOCTOR PRICE」第9話場面カット©ytv ©逆津ツカサ・有柚まさき/双葉社

 岩田剛典が主演を務め、蒔田彩珠がバディ(ヒロイン)を演じるドラマ『DOCTOR PRICE』(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット毎週日曜よる10時30分~)第9話が9月7日に放送された。(ネタバレあり)

<ドラマ『DOCTOR PRICE』>

「医師を売り、巨悪を裁く」ダークヒーローによる痛快×医療サスペンス。「生涯年収が多い」という理由で、医師になった主人公・鳴木金成。その後、「もっと儲かる仕事を見つけた」と医師に見切りをつけた鳴木は、“医師に値段をつけ、病院に売る仲介業” 通称:医師専門転職エージェントを事務スタッフ・夜長亜季と立ち上げる。二人は医師という商品を、豊富な知識や情報、巧みな話術を使って思わぬ方法で交渉を優位に進め、病院相手に売りさばき、大金を稼いでいく。しかし、鳴木が医師を辞めたのには理由があった…3年前の父が起こした医療過誤。不審な点を見つけた鳴木はその真相を追い始める…。

 岩田剛典が主演を務め、蒔田彩珠がバディ(ヒロイン)を演じる『DOCTOR PRICE』第9話が9月7日に放送された。

 蒔田彩珠演じる夜長亜季は計算能力・資料作成力に長けた優秀な『Dr.コネクション』の事務スタッフ。明るい性格だが、思ったことを口にせずにはいられない毒舌の持ち主。好奇心が強く、特別報酬につられて「潜入調査」なども進んで買って出る。鳴木と同じくお金が大好き。

■第9話・注目ポイント

 Dr.コネクションをクビになり、夜長は石上の元で働くことになるが、そこに転職依頼にきた川辺は、かつて夜長の母を担当していた主治医だった。
恩返しのため、奮闘する夜長は、果たして川辺の願いを叶えられるのか…?
そして鳴木と夜長、ふたりの過去が交錯し、明かされる、出会いの秘密。
大切な人の想いを胸に、夜長は網野の不正を暴き、川辺を救い出せるのか?

<【第9話】9月7日放送:あらすじ※ネタバレあり>

 鳴木(岩田剛典)から突然クビを宣告をされ、川辺で佇んでいる夜長(蒔田彩珠)の元に石上(三浦貴大)が現れる。石上はウチで働けばいいと声をかけ、夜長は試用期間として石上の会社で働くことになる。最初の求職者・川辺(雛形あきこ)が面談に訪れるが、「え… 川辺先生」と驚く夜長。川辺は夜長の母(荻野友里)の主治医だった。

 川辺は母が病気になり、費用のかかる特別個室しか空いておらず、費用が必要になるため年俸2000万での転職を希望するという。『差額ベッド』の実態に不快感を覚える夜長。さらにその病院は愛咲療養病院だという。夜長は自分の母のときのように裏があるのではないかと怪しむ。夜長は当時、愛咲療養病院に母の入院を断られていた。夜長はまだ学生で就活をしながら母の面倒を見ていたため、疲労で倒れてしまう。その時夜長に寄り添ってくれたのが川辺だった。

 川辺との会話の中で、患者の区分で優先度を変えていると知った夜長は愛咲療養病院に抗議に行く。「母が入院できれば私が仕事をしてお金を稼げるから入院させてほしい」と話すが「区分が変わらないことには」と再び断られてしまう。なんとか話を聞いてほしいと追いかける夜長は誰かとぶつかってしまう…夜長は諦めていたが、川辺が網野(ユースケ・サンタマリア)に掛け合ってくれたおかげで入院が認められたという。

 夜長も川辺がしてくれたように直接網野に掛け合うも状況は変わらなかった。川辺にその話をすると、当時網野に掛け合ったのは自分ではないと話す。極東大学病院で働く小児科医の先生が立ち聞きをして助けてくれたと話す。その小児科医の先生とは…鳴木であった。夜長は鳴木に当時の話を聞きに行くと鳴木は「君を、利用したかったからだよ」と話す。鳴木は愛咲療養病院で抗議する夜長を見かけて、夜長を事務スタッフに誘おうと考えたのだと話す。その時ぶつかったのが鳴木だった。運命だと思っていた鳴木との出会いもすべて鳴木の計算の上で起こったことだった。

 夜長は鳴木のやり方を真似て、愛咲療養病院の不正を見つけ出した。そして、川辺の母は愛咲療養病院の一般病床に入院が可能となり、川場は転職せずに仕事が続けられることになった。
石上は、夜長の仕事ぶりは見事だったというが、ウチには合わないと話す。石上から促された夜長はDr.コネクションへ戻ると鳴木に、「ここで仕事を続ける。恩返しをしたい」と、網野の不正を暴くために力になると話す。鳴木は仕方なく受け入れる。そして鳴木は、ある最終作戦を打ち明ける。果たしてその作戦とは…そして新たな協力者として天童が現れる──!

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