ジャッキー・チェン、子供も見られる映画作りに信念「残虐、下ネタはやらない」
『ベスト・キッド:レジェンズ』 舞台挨拶
ジャッキー・チェンが30日、都内で行われた『ベスト・キッド:レジェンズ』 舞台挨拶に登壇した。
トークでは、事前に募ったファンからの質問に答える企画も行われた。このなかで「自分にとってのレジェンド的な存在はいるか?」という問いに、ジャッキーは「たくさんいます」とし、チャップリンや黒澤明、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマンらを挙げ「本当に数えきれませんね」
その上で「人生は山あり谷ありで、「アクションがそれほど受け入れられていなかった時代に、自分に未来がない、希望が持てない。毎日一生懸命にやって、でも練習する意味あるのかと。もうそろそろギブアップしようかと思っていた時に『ロッキー』を見て励まされて。本当に多くの映画、多くの人からずっと影響され続けてきました」と明かした。
また、自身の映画作りのこだわりも明かした。「映画作りは細心の注意を払ってます。特に自分が監督する作品については、アクションがあるんですけれども残虐なシーンはないんです。コメディはあるんですけれども下ネタはありません。全世界の子供たちが見ても大丈夫だという映画を作りたいと思っています」
続けて「映画人としてはですね、いわゆるその映画を作る時に社会に対する責任というものがあります。正義ではないこととかも、映画の中で描かなければならない」とし、その上で「僕の作品の中では常に愛があり、和があり、平和、そして団結、環境保護がある」と映画人としての考えを明かし「もうできるだけやります」とこれからも映画を作り続けることを宣言した。
本作は、全世界で大ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズの最新作。オリジナル版で主役の「カラテ・キッド」を演じたラルフ・マッチオがスクリーンに復活し、リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと豪華初競演を果たす。
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