浦和希

 声優の浦和希と日本全国で花火大会をプロデュースをしている中田源氏が28日、都内で行われたBS日テレ花火特別番組『北海道芸術花火2025』(10月12日午後6時〜)と『SKY ORCHESTRA in SUNSET BEACH PARK INAGE』(11月30日午後6時〜)の取材会に登壇した。

 【写真】浦和希「BS日テレ花火特別番組」取材会撮り下ろしカット

 BS日テレは、「北海道芸術花火2025」と「SKY ORCHESTRA in SUNSET BEACH PARK INAGE」の特別番組を放送する。両公演は、モントリオール国際花火競技大会に日本代表として出場したチームが演出を担当。ナレーションは、人気声優で『ブルーロック』『桃源暗鬼』主演の浦和希が務める。

 取材会に浴衣姿で登場した浦。「2025年版 浦和希の浴衣、初解禁です!」と笑顔で挨拶。「着心地も最高ですし、着るだけで侘び寂びを感じられる」とコメントし、和の装いを堪能している様子を見せた。

 今回、番組でナレーションを担当する浦は「めちゃくちゃ楽しみです。花火は幼い頃から慣れ親しんだものですし、映像を見させていただいたんですけど、とんでもなく綺麗。壮大な規模でやられているのを見て、実際に自分が声を吹き込むのがすごく楽しみになりました」と、花火大会当日にワクワクしている様子。

 ここで、花火のプロである中田氏から「知って得する花火クイズ」が出題された。

 まず、「『花火コレオグラファー』がよく使う表現は?」という質問に、「花火を“踊らせる”」「花火で“指揮棒”を振る」「花火で“歌詞”を歌う」の3択から浦は「花火で“指揮棒”を振る」と迷いながらも回答。正解は「花火を“踊らせる”」で、まさかの不正解に「思ったより難しいぞ」とポツリ。

 続いて花火に使われる材料で「情熱的な赤を出す金属は?」というマニアックな問題には、3択から見事「ストロンチウム」と正解し、喜びをあらわにした。

 最後の花火の起源「元々、何に使われていた火薬技術?」という問題では、「鉄砲や兵器」が正解だったものの、浦は「占いの道具」とロマンチックな回答で不正解に。これに中田氏が「花火は兵器などに使われるよりも、たくさんの人に楽しんでもらえるものになったらいいなという思いで打ち上げている」と語ると、浦は「素敵です」とその思いに感嘆。

 音楽と花火のシンクロが見どころでもある『SKY ORCHESTRA in SUNSET BEACH PARK INAGE』にちなんで、花火と一緒に聴きたい曲を聞かれた浦は、自身が大阪出身ということもありDREAMS COME TRUEの「大阪LOVER」を挙げ、「<大阪のおばちゃんと呼ばれたいんよ>という歌詞と花火のコラボを見たい」と明かした。

 さらに、花火にまつわる思い出について聞かれると、幼い頃に毎年家族で花火大会に行っていたというエピソードを披露。歩き疲れて寝てしまった浦を、父親がおんぶしてくれたという。父親は仕事の都合であまり家にいなかったことも相まって、「まだおんぶされていたいと思って、ちょっと寝たふりした思い出があります」と微笑ましいエピソードを披露。しかし、4人兄弟の長男である浦は「おんぶは交代制なので、すぐ引きずり降ろされました(笑)」とオチをつけ、会場の笑いを誘った。

 

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