夜長亜季(蒔田彩珠)「DOCTOR PRICE」第6話場面カット©ytv ©逆津ツカサ・有柚まさき/双葉社

 岩田剛典が主演を務め、蒔田彩珠がバディ(ヒロイン)を演じる『DOCTOR PRICE』第6話が8月17日に放送された。※ネタバレあり

 ドラマ『DOCTOR PRICE』は、「医師を売り、巨悪を裁く」ダークヒーローによる痛快×医療サスペンス。「生涯年収が多い」という理由で、医師になった主人公・鳴木金成。その後、「もっと儲かる仕事を見つけた」と医師に見切りをつけた鳴木は、“医師に値段をつけ、病院に売る仲介業” 通称:医師専門転職エージェントを事務スタッフ・夜長亜季と立ち上げる。二人は医師という商品を、豊富な知識や情報、巧みな話術を使って思わぬ方法で交渉を優位に進め、病院相手に売りさばき、大金を稼いでいく。しかし、鳴木が医師を辞めたのには理由があった…3年前の父が起こした医療過誤。不審な点を見つけた鳴木はその真相を追い始める…。

 蒔田彩珠が演じる夜長亜季計算能力・資料作成力に長けた優秀な『Dr.コネクション』の事務スタッフ。
明るい性格だが、思ったことを口にせずにはいられない毒舌の持ち主。好奇心が強く、特別報酬につられて「潜入調査」なども進んで買って出る。鳴木と同じくお金が大好き。

◆第6話・注目ポイント

倉持に指示を出した、“黒幕の正体”を暴こうとする鳴木だが──
黒幕は、倉持をドイツに逃がすことで、完璧な証拠隠滅を図る……
夜長は、極東大学病院とスティファ―社との癒着の実態を掴むため、記者としてスティファ―社に潜入する。そこで、倉持が極東を辞めるという情報を、社員の廣野に流すことで、密会の情報を手に入れ……
ついに、黒幕の正体に辿り着く──!

<【第6話】8月17日放送:あらすじ※ネタバレあり>

 石上倫志(新納慎也)は、一度辞めた精神科医にもう一度戻りたいと娘・まもり(成海璃子)とともに弟・石上道徳(三浦貴大)に相談するも、断られてしまう。そこでまもりは倫志を連れてDr.コネクションへやってくる。倫志は悪質な転職エージェントに騙されて名義貸しに手を染めてしまい、退職を余儀なくされたという。その後も不運に見舞われて職を失い、大規模指定医取消し処分の被害を受けるなど散々な目にあったという。

 鳴木(岩田剛典)は倫志と二人で話したいといい、夜長(蒔田彩珠)とまもりは席を外す。鳴木と話した
後、怒った様子で出てくる倫志。慌てた様子で夜長はどうしたのかと問うが、鳴木は「彼の本当の問題は、プライドが高すぎることだ」としか言わない。その様子に呆れる夜長。その後、倫志は、謙虚になろうと思うと言いDr.コネクションへ再び訪れるも、鳴木は、研修医としてなら紹介してもいい、というと、倫志はまた怒って出て行ってしまう。夜長は、まもりにバレたらまずい、と言うが、鳴木はそんな言葉も聞かず、夜長にミッションを伝える。

 今回のミッションは「新型カテーテル・スティフト実績報告会」に参加することだった。今回は求職者のためではなく、鳴木のためのミッションである。夜長はその報告会で記者として潜入する。極東とスティファ―社の癒着について言及するが、強制退場させられてしまう。そこで夜長は廣野(笠原秀幸)に倉持(坪倉由幸)が極東大学病院を辞めたと伝えると廣野は慌てて誰かに電話を掛ける。聞き耳を立てていた夜長は、極東とスティファ―社の密会が行われるという情報を得る。

 翌日、倫志は再びDr.コネクションへ訪れるが、鳴木から、実際不正に資格を取得していたことを指摘される。倫志の不正を知ったまもりは、どうしてよ!と問い詰める。夜長から、再度研修医からやり直さないか?と言われた倫志は研修医としてゼロからやり直すと誓うのだった。

 そして極東大学病院とスティファ―社との極秘の会食当日、鳴木は「ケリをつけてくる」と出かけていく。「黒幕はいったい誰なのか!?」

 一方、夜長は一人で極東大学病院のファイルを見ている。そこには網野に関する情報が記載されている。2年前の出来事を思い出す夜長……夜長と網野にどんな繋がりがあるのか?

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