長濱ねるが15日、都内で8年ぶり写真集『長濱ねる』の発売記念会見に臨んだ。

 「25歳の自分の姿を、大好きな場所で大好きな写真家さんに撮っていただきたい」と、長濱の希望でスタートした今回のプロジェクト。人気写真家の高橋ヨーコ氏がカメラを担当した。

 「作りたかったのは『色褪せない写真集』でした。スタイリングでは自分の私服をコーディネートして、あまり時代や流行りがないようにビジュアルや写真のセレクトも『ずっと愛される写真集』を目指しました」

 長濱自身がプライベートでも訪れたことのあるアイスランドとフィンランドで撮影を行った。「海に飛び込む写真を撮影している時に、現地の住民の方も一緒に水着になって海に飛び込んでくださってとても驚きました。フィンランドの皆さんの温かさを感じた瞬間でもありました」

 現地での補食として、「おかゆ」を詰めた袋を10袋ぐらい持っていたものの、「飛行機で移動する際に食料全てを手荷物に入れてしまい、おかゆが液体判定されて全て没収されるというハプニングがありました」と笑った。

 8年ぶりに水着撮影にも挑んだ。「無理に節制しすぎたというよりは、普段の自分の活動と同じ『等身大のままの姿を収めてほしい』と思っていました。無理な食事制限はせず、肌に注意するために小麦を少し気をつけたり、ジムの回数を増やしたりして、等身大だけど美しいフォルムになるように鍛えました」

 お気に入り写真として選んだのは、森の中で佇むカット。「フィンランドの山の中で撮った写真で、私とヨーコさんの2人で道の横から草むらにどんどん入っていって撮った写真です。自分のルーツにある『野生っぽさ』も写っているし、フィンランドという場所の魅力も映っているので、自分の中で写真集を象徴する1枚だと感じています」

 今作の出来映えに点数をつけるなら…?「100点です。自分がやりたいと思って作り始めた写真集だったので、無事にお届けできて本当に大満足の作品になったと思います」と自信をのぞかせた。

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