浜崎あゆみ、わずか１分で完売の台北アリーナ追加公演が決定

　8月2日に行われる、浜崎あゆみの「ayumi hamasaki ASIA TOUR 2025 A I am ayu -ep.II-」台北公演のチケットが1分も経たずに完売したことを受け、8月1日の追加公演開催が発表された。浜崎あゆみが台北でライヴを行うのは2008年11月以来、約17年ぶりとなる。

　【写真】浜崎あゆみ「ASIA TOUR 2025」の模様

　4月の日本公演を皮切りに、アジアツアーを開催中の浜崎あゆみは、7月5日にシンガポールでの公演を終えたばかり。シンガポール最大の屋内アリーナSingapore Indoor Stadiumで、日本人女性ソロアーティストとしては史上2人目となる単独ライヴ開催を大成功に収めた。浜崎がシンガポールでライヴを行うのは2014年のa-nation以来で、単独公演は今回が初。現地のファンで埋め尽くされた会場からは「Voyage」や「M」といった代表曲のイントロがかかるたびに大歓声が起き、日本語歌詞で熱唱する光景は圧巻だった。

　今回ツアーを回っている各開催地では、浜崎あゆみのビジュアルで覆われたラッピングバスが街中を走り、看板やポスターが掲出され、ビルを丸ごとジャックし巨大ビジョンで浜崎あゆみのライヴ映像が流れる、といった光景が見られた。これらは現地ファンが主として行なっており、長年待ちわびた公演に対する喜びと期待値の高さが伺える。

　ライヴ会場では、こちらもファンが製作したフォトスポットに長蛇の列ができるなど、ライヴ前からエリア一帯が熱気に溢れ、ライヴ中にはどの地域でも大きな歓声や拍手と共に、代表曲の数々が披露されるたびに日本語での大合唱が起こる盛り上がりぶりだ。

　4月にリリースされて以降、日本のみならず、海外からも多くの注目を集めている浜崎あゆみの最新曲「mimosa」（フジテレビ系 月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』主題歌）は、オリコンデイリーデジタルシングル（単曲）ランキング（4/8付）1位を獲得。リリースから3ヶ月経った今も、オフィシャルミュージックビデオが人気のミュージックビデオトップ100（日本）に入っており、その再生回数は520万回を超えている。

　さらに今週、オリコンストリーミング急上昇ランキングに再ランクインし、日本のポップカルチャーを世界に届けることを目的としたSpotify公式プレイリスト「Gacha Pop」にもリストイン。アメリカを筆頭に、メキシコ、イギリス、フランス、インドネシア、台湾などのユーザーが多く、Z世代が全体シェアの半分以上を占める、フォロワー数47万人を超える人気の本プレイリストにこのタイミングでピックアップされるなど、国境や世代も超えたロングヒットとなっている。