サインを書く柴咲コウ

 綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、三池崇史監督が先日、都内で行われた映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』初日舞台挨拶に登場した。

 日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件を取材した、福田ますみ氏によるルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』の映画化。

 主人公の小学校教諭・薮下誠一を演じた綾野剛、息子・拓翔(三浦綺羅)への体罰を主張する保護者・氷室律子役の柴咲コウ、週刊誌記者・鳴海三千彦役の亀梨和也。

 柴咲は自身が演じた役を絡めながら、「私は物事をはっきり言うタイプですが、律子を演じて、自分にも日和っている部分があると気づきました。自分たちが何を根拠に情報を判断しているのか考える、いいきっかけになる作品だと思います」と語った。

 この日は、美しいデコルテが映えるホルターネックの白のロングドレスに、シースルーのブラックメッシュシアーをレイヤードした衣装で登場した。

 その黒のメッシュシアーをひらりとさせながら「一見黒いんですが、中は白いわけですよ。黒だと思っていたのが白だということもある。この作品から、想像力を培う大切さを学びました。観てくださるみなさんにも、そこを捉えていただけたら嬉しいです」と語った。

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