仲村トオル『ビー・バップ』オーディション会場は「本物の方(ヤンキー)だらけ」
『ビー・バップ・ハイスクール』上映後舞台挨拶
仲村トオルが28日、東京・丸の内 TOEIで行われた『ビー・バップ・ハイスクール』上映後舞台挨拶に登壇した。
【動画】『ビー・バップ・ハイスクール』上映後舞台挨拶(ノーカット)
映画館「丸の内 TOEI」が東映会館の再開発に伴い7月27日に閉館することを受け開催中の「さよなら 丸の内 TOEI」プロジェクトの一環に上映された。
主人公の一人である中間徹役を演じた仲村トオル。 『ビー・バップ・ハイスクール』は仲村にとっての俳優デビュー作でオーディション会場もこの東映会館だった。
俳優デビューのきっかけは、雑誌の募集広告。そのオーディション会場の異様な雰囲気も鮮明に記憶しているという。「もう、すごかったです。この映画に出ていたような人たちだらけで。『ケンカしたくてしょうがねえ』みたいなバチバチの空気が飛び交っていて。これは間違ったなと(笑)。役作りの俳優さんたちではなく、ほぼ本物の方たちでした。僕みたいな普通の大学生はごくごく少数派でしたね」と当時の様子を明かした。
この日は、『ビー・バップ・ハイスクール』公開40周年記念イベントとして、「清水ビー・バップ・ハイスクール高校与太郎祭」の開催、そして初日に仲村トオルが清水を訪れ、当時の思い出を語る舞台挨拶付き上映会が実施したことが発表された。
12月13日~14日に開催する本イベントは、一作目でアーケード商店街の屋上で繰り広げられた愛徳高校の面々によるアクションが印象的な清水駅前銀座商店街をメイン会場として、シリーズのロケ地となった静岡県静岡市清水区にて開催される。
仲村は、「このコンプライアンスが厳しい時代に『高校与太郎祭り』をやっていいのかっていう気はしますけど(笑)」とユーモアを交えつつ、「僕も清水の映画館で舞台挨拶をさせていただきます」と参加を表明した。

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