中森明菜、アフレコに「汗びっしょり」早口苦手も国民的VTuber役に意欲

　中森明菜が、「あらいぐま ラスカル」公式スピンオフアニメ「あらいぐま カルカル団」にゲスト出演。キュートなルックスと歌声でファンを魅了する国民的アイドル VTuber の『ボーカル』を演じる。

　本編１分、エンディング30秒の１分30秒のミニ枠アニメにも関わらず、かわいいキャラクタービジュアルと毎回驚きのある展開で人気を集める本作。６月26日と7月31日放送分（読売テレビ関西ローカル：放送後 TVer 配信あり）に、中森明菜がゲスト出演。アフレコを前に取材に応え、本作に向けた意気込みを語った。

　今回、中森が演じるのは、キュートなルックスと歌声でファンを魅了する国民的アイドル VTuber の『ボーカル』というキャラクター。出身は東京都清瀬市ということで、中森との共通点を感じさせるキャラクター設定になっている。「あらいぐま カルカル団」はキャストがお揃いのジャージを着てアフレコに挑むのがルール。中森も、番組特製ジャージを着用して今回の取材とアフレコに挑んだ。

　今回がアニメ声優２回目の挑戦という中森。番組からのオファーを受けて「かわいいキャラクターだったのでうれしかった」という。自身が演じる『ボーカル』の印象については「ピンクでかわいいなと思いました。若い方はかわいいキャラクターが好きだから、カバンに付けたり、車のバックミラーのところに付けたりしてくれるのかなと思いました」と、思わず身に付けたくなるかわいさのキャラクターであることをアピール。

　『ボーカル』については、「小学校や中学校の頃、近所の子供たちの面倒を見ることが多かったんですね。子供が喜ぶ声を自分の中では心得ているつもりなので、みんなが楽しくなるような感じで演じられたらいいなと思います」と、国民的VTuberという設定にたがわぬ演技プランを披露。

　アフレコについては、「私、早口がね、苦手なものですから、別撮りでくっつけてくれるのかなって。くっつけてくれるのかなとばっかりと思ってまして。みんなと並んで喋るんだよって言われて、『え?』って思って汗びっしょりです」と、緊張していることを明かした。

　番組プロデューサーの読売テレビ・中田博也プロデューサーは、今回の起用について、「毎話、どういう驚きを作れるかを追求する中で、現代を象徴するVTuberというキャラクターを、昭和を代表するアイドルの中森明菜さんに演じて頂きたいと考えました。カッコよくて、歌声もミステリアスな中森さんに、キュートなぶりっ子VTuber役を演じて頂けたら、驚きをつくれますし、面白いのではないかと考え、オファーさせていただきました。ボーカルちゃん、もちろん歌います！是非ボーカルちゃんの歌声にもご注目ください！！」と語り、『ボーカル』が作中で歌声を披露することを明かした。

　まさかのキャスティングで驚くファンに向けて、中森は「4月から番組をご覧になっているファンの皆さん、今回私が参加させていただくことになってびっくりされている方がいらっしゃると思いますが、皆さんのご期待に添えるように頑張ってアフレコをさせていただきますのでどうぞお楽しみに！」とコメントを寄せた。

　アニメ「あらいぐま カルカル団」は、読売テレビで毎週木曜日 24時54分から24時59分、BS日テレで毎週土曜日23時28分から23時30分に放送。さらに、読売テレビ放送後から、TVerほか各種プラットホームで配信中。

【中森明菜 担当キャラクター】

キャラクター名：ボーカル
清瀬市（東京都）が生んだ国民的 VTuber。
キュートなルックスと歌声でファンを魅了するアイドルキャラクター。
サブカルは、ボーカルの熱狂的なファン。

ボーカル登場回：

第13話 読売テレビ 6月26日（木） 24時54分〜24時59分
　　　　BS日テレ 6月28日（土） 23時28分〜23時30分

第18話 読売テレビ 7月31日(木) 24時54分〜24時59分
　　　　BS日テレ 8月2日（土） 23時28分〜23時30分