レッドカーペット(C)2025 TOHO CO.,LTD.

 長澤まさみ、矢口史靖監督がこのほど、『上海国際映画祭』に出席した。『ドールハウス』が招待され、映画祭のクロージング・レッドカーペットに登場した。

 【写真】取材を受ける長澤まさみ。とびきりの笑顔が印象的

 黒いグラデーションのロングドレスを身に纏った主演の長澤まさみは、本作に登場する謎の人形「アヤちゃん」と手をつなぎ、レッドカーペットを華々しく闊歩。司会者に呼び止められ、挨拶を求められた長澤は中国語で「皆さん、こんにちは、上海に来るのが楽しみでした!」と挨拶した。

 クロージング・レッドカーペットの後には、上海国際映画祭のクロージング・セレモニーが行われ、長澤まさみは栄えある「最優秀女優賞」のプレゼンターを、中国を代表する女優・ヨンメイと共に務めた。

 ステージ上でヨンメイに「女優として、一番難しい役は何だと思いますか?」と質問されると、「まだ誰も演じたことのない、息の吹き込まれていない役を演じるということは、いつも難しいことだなと思っています。でもその難しさを乗り越えた先に幸せが待っている、そんな風に思っています」と答え、ヨンメイも「とても共感します」と微笑みながら答えた。

 そして最優秀女優賞を獲得した中国の女優のワン・チエンにトロフィーを渡し、長澤まさみと笑顔で抱き合った。

プレゼンターも務めた(C)2025 TOHO CO.,LTD.

 その夜、『ドールハウス』の上映会を、中国最古の大型映画館の一つとして上海の誰もが知る有名劇場「上海グランドシアター」で開催。会場の客席チケットは完売。上映中、何度も大きな悲鳴声や笑い声が客席から巻き起こった。

 怖い映画に挑戦されたことで何か新しい発見はありましたか、という質問に対して長澤まさみは「毛穴から、体の中から、すべての声が出るような叫びを出すシーンは初めてでした。悪いものが全部出たような、スッキリした気持ちになりました」と笑った。

舞台挨拶上で(C)2025 TOHO CO.,LTD.

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