SixTONES森本慎太郎、日本語吹替版初挑戦 その実力を堀内賢雄ら太鼓判「心理描写の演技もすごい」
森本慎太郎(SixTONES)、堀内賢雄、佐古真弓が22日、都内で行われた映画『F1(R)/エフワン』ジャパンプレミアに登壇した。
本作は、世界各国で社会現象を巻き起こした『トップガン マーヴェリック』監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ作品。世界各国の本物のサーキットコースを使い映画史上類を見ない規模で撮影が行われた。
この日はレッドカーペットイベントと舞台あいさつが行われた。
ブラッド・ピット公認声優としても知られるソニー役の堀内賢雄は「一足先に観させていただきましたが、すごいです!やばいです!F1(R)レーサーの気分になれます。チームワークとして、大人として目覚めていくいろんな人間模様が見られる、本当に大感動の作品です!」と力説。
ブラッド・ピット演じる主人公ソニーとぶつかり合うルーキー・ジョシュア役の日本語吹替を担当する森本慎太郎は「初めて観た時すごく高揚感を感じたんですが、それがついに日本中に伝わる時が来たのかと。あっという間に日本中が高揚感とワクワクといろんな感情に包まれて、F1(R)への熱い思いがどんどん加速すると思う。みんな早く映画館に駆け込め!と言いたくなりますね」と熱弁。
チームを支えるピットクルーの女性リーダー・ケイト役を演じる佐古真弓は「冒頭から最後までずっと力が入って前のめりになってしまうぐらい、興奮しながら観ていました。本当にのものすごい没入感とスピードで感で、みなさんにも早く観てほしいです!」と力強く語った。

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本編上映前に行われた舞台挨拶。本作で日本語吹替版に初挑戦した森本は「自分の声が入っていることに慣れないもので、最初はムズムズしましたけど、話が進んでいくとそんなことを忘れて没頭しちゃうんですよ。そういう“ワクワク高揚感”みたいなものが F1(R)の力で。とにかく早く観てほしいという思いが強いですね」と自信をのぞかせた。
日本語吹替版初挑戦の森本の実力について話題が及ぶと、堀内は「慎太郎くんはジョシュアが人間として成長して行く姿を演技で表しているから、大したもんだなと思いました。映像に合わせることに集中すると芝居がおろそかになってしまうのに、すごいなあと。観てもらえばわかりますが、憎らしい瞬間もあるし、心理描写の演技もすごいですよ!」と大絶賛。
佐古も「初めてなの?ってびっくりするぐらい素晴らしくて。素敵だなと思ったのは笑い声。笑いのお芝居ってすごく難しいんですが、ジョシュアは楽しく笑う時もあれば、自嘲気味だったり相手を挑発したり、いろんなバリエーションで笑うんです。セリフを喋る以上に難しいと思う時もあるぐらいなのに、すべてにおいて演技の芯をしっかりとらえられていて、役として笑いにお芝居が込められていて、もっといろいろ声優としての活躍も見てみたいなと思いました!」と、森本の繊細な“笑い”の演技を称賛した。
対する森本は「大変でしたよ!」と言いながらも、「僕は堀内さんの声を聴きながらアフレコしたんですが、監督とも『ジョシュアはルーキーだから若さは大事にしよう』と話して、そこは意識しました。変に声を作らずに、ナチュラルに自分の気持ちを大事にしながら演じましたね」と役作りについても明かした。