沢城みゆき、真の峰不二子が試される作品　代名詞の色気「ねぇルパン？」を封印

　栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、片岡愛之助、小池健監督が19日、都内で行われた『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』（27日公開）ジャパンプレミア試写会に登壇した。

　今回約30年ぶりとなる”ルパン三世 2D 劇場版アニメーション完全新作”となる。

　峰不二子役の沢城は本作について「小池監督の素敵な絵柄もあって独創的だけれど、観終わった時には『これが一番の王道のルパンかも？』という気持ちになりました」と確信。

　演じる側としては「試されるというか…」と、「ねぇルパン？」といった不二子の特徴でもある色気のある言い回しを披露しながら「これが一つあると不二子としての証明になるけど、これを言わないんですね。普通の不二子だけの時間だけでできている小池ルパン。役の真意をわかっていないと、音色だけ同じでもダメで、大変でした」と明かした。

　30年ぶりの新作にちなんで30年前の自分を振り返ることに。沢城は「ちょうど『声優になるぞ！』と決めたくらい。いつか『ルパン三世』のヒロインにと思っていたので、こういう形で参加させていただけるのかと思うと不思議な気持ち」と感激の様子だった。