奥平大兼、主演作から学び「もう悩むのは止めようと」
『か「」く「」し「」ご「」と「』公開後舞台挨拶
奥平大兼と出口夏希が2日、都内で行われたW主演映画『か「」く「」し「」ご「」と「』公開後舞台挨拶に登壇した。さらにこの日は、映画主題歌「I hate this love song」を書き下ろしたちゃんみながサプライズ登場した。
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本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。奥平大兼は引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を、底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う・三木直子(通称ミッキー)を出口夏希が演じる。
奥平は冒頭の挨拶で「今回の舞台挨拶を終えたら本作の稼働はもうないとの事なので、やっと公開されたんだなと改めてしみじみしています」と感無量の様子。
ちゃんみな書き下ろしの主題歌『I hate this love song』については、「ちゃんみなさんの初恋の時の事を書いてくださったらしく、雰囲気や曲に説得力があって『ありがとうございます!』という気持ちでした」と感激した。
ここで、登壇者&観客に完全サプライズで主題歌担当のちゃんみなが登場。まさかの登壇に会場からは揺れるような悲鳴が上がり、ちゃんみなと初対面の奥平と出口も「ヤバい!」と大絶叫で目が点状態。
そんな奥平は本作を通して学びがあったよう。「人間関係に関して悩むことはあるかもしれないけれど、でもそれでいい。もう悩むのは止めようと思った。そして思ったことは口に出す。その大切さを知りました。相手の表情や空気を読むことでは相手をわかったことにはならないので」と述べた。
改めて「住野よる先生は、この映画は『自分は自分のままでいいと肯定してくれるような映画だ』と仰っていて、まさにその通りだと思います。原作も色々な視点で読めると思うので、そちらもチェックしていただくと僕も住野先生も嬉しいです。そしてもう一度好きな人を連れて映画館に来てください」とさらなるヒットに期待を込めていた。