中間淳太(WEST.)の演技を瑠東監督が称賛「まだ秘めた潜在能力が沢山ある」
映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』
WEST.の7人が主演を務める映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』が公開中だ。本作は、『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』を手がけたコメディの名手・瑠東東一郎氏が監督を務める。その瑠東監督が中間淳太の演技のポテンシャルの高さに言及した。
映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』は通常の業務を超え、表では解決できない問題を秘密裏に処理する社員=通称「裏社員」が登場する痛快アクション・コメディ。
一癖も二癖もあるキャラクターたちが登場する中、中間が演じるのは、阿川建設のライバル社である川端建設 の裏社員・ジン。出世のために裏社員になり、商店街に潜入しいち早くターゲットである商店街会長・兵藤平八の情報を掴む優秀な人材。そして、喧嘩が強いという役どころ。そんな中間について、瑠東監督は「本人はジンのオラオラした感じとは ちょっと違いますが、彼は全体が見える人なので、ボケとしての役回りとか、ジンとしてどう存在するべきか、みたいな判断はやっぱりクレバーですよね。そして何よりジンが品のある役になったと思います。」と本来中間が持つ表現力で役を昇華したことを明かした。
さらに、華麗なるアクションシーンを完璧にこなした中間について、瑠東監督は「アクションについて最初は苦手意識があったんですけど、動きはめっちゃくちゃかっこいいんですよ。彼にはまだ秘めた潜在能力が沢山あると思うし、それは芝居の方が表現しやすいんじゃないかな、と思います。」と語り、中間のポテンシャルの高さに感心した。
そんな中間が演じるジンは、藤井流星が演じるチャラとともに川端建設の裏社員として出世のため、商店街の取り壊しに奮闘中。そんな2人の過去を描く大事なシーンについて、瑠東監督は「チャラとのシーン、僕大好きなんですよね。あそこで 僕は歯車がバチっとはまった感じがして。彼はやっぱり凄い。淳太くんの秘めた情熱に触れた気がしましたし、流星くんとの 関係性も凝縮されている様な気がして。流星くんの表現を強く引っ張りながら、自分の熱を役として吐き出したあのシーンは痺れました。」とお気に入りのシーンを告白しながら、中間の相手を引っ張る芝居を称賛した。
中間は、デビュー前から若手の登竜門・ドラマ「ごくせん第3シリーズ」(08)に出演し、その後、硬軟織り交ぜたトーク力で情報番組とバラエティー番組でコメンテーターとして活躍。そんなマルチに活動している中間は、本作では、ひと味違う演 技力を見せ、激しいアクションシーンも完璧にこなしている。
主演の WEST.はもちろんのこと、恒松祐里、森香澄、剛力彩芽、更に藤原紀香、竹中直人ら、日本のエンタテインメント 界の唯一無二のキャストが競演!トータス松本が作詞作曲した WEST.のファンキーでパワフルな主題歌「ウェッサイソウル!」にのせた、笑いあり、涙あり、人情ありの本作・映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』全国公開中。
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