７月９日は「ノーブラの日」ギタ女・中村千尋もMVで実践

　７月９日は「ノーブラの日」だそうだ。正式には「NATIONAL NO BRA DAY」と言い、2011年に米国で始まった記念日は、乳がん検査を啓蒙する目的があるという。米国では、女性賛同者はブラを着用せずに１日過ごし、男性賛同者はネクタイやソックス等の紫色のものを着用するといった少し大胆な内容だ。日本でもネットを中心に盛り上がりを見せている。そうしたなか、シンガーソングライターの中村千尋（27）がその活動の趣旨に沿って新曲「ノーブラサンデー」を制作、ミュージックビデオでその活動を実践してみせた。同MVはYouTube上で公開されている。

　米国で始まった「世界ノーブラの日」。「素晴らしいおっぱいを1日開放しよう！」というスローガンのもとに「女性の心のカラを脱ぎ捨てて本当の自分を開放！」を目指す。健全な趣旨の活動でもあり、乳がん検査を啓蒙する目的もある。

　日本でもTwitter上では14万回ものリツイートがされるなどの盛り上がりをみせ、既に今年６月９日には、この日が「ノーブラの日」と勘違いしたユーザーがフライングでツイートするなど、さらなる盛り上がりが予想されている。

　その「ノーブラの日」に、中村千尋が新曲「ノーブラサンデー」のMVを公開する。中村千尋は次世代を担う新星として注目されるギター女子（ギタ女）シンガーソングライター。ガールズバンド「たらりらん」のギターヴォーカルとしてデビューし、シンガーソングライターによるユニット「PlayYou.House」（現Goose house）の第2期メンバーとしても活動。「路上絶対主義」を提唱し、原点である路上ライブのみで１万人以上のフォロアーを集めた実力派だ。

　「ノーブラサンデー」は中村千尋の７月15日にリリースされる2ndミニアルバム『雨、上がれば』に収録されている楽曲。「日常の煩わしさから休日ぐらいは解放されよう！」という想いをブラに例えて歌にした。昨秋リリースのファースト・アルバムのシークレット・トラックには「人妻パンティー」なる楽曲が収められた。

　「前作がパンティーだったので今回はブラジャー（笑）。普段隠れている部分を歌にしてみました！」と屈託なく話す中村。なんとこの曲はタイトルが浮かんでから５分で完成させたという。

ノーブラサンデーMV