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 IMP.が9日、都内で開催された主演舞台『IMPACT』製作発表記者会見に登壇。5月、6月に上演される主演舞台にへの意気込みや見どころを語った。

 【写真】主演舞台『IMPACT』製作発表記者会見の模様

 IMP.(佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我)は、2025年5月1日から5月25日に名古屋・御園座、5月30日から6月1日に金沢・本多の森 北電ホール、6月6日から6月8日に広島HBGホールの全国3都市でIMP.初の主演舞台となる『IMPACT』を上演。

 新作舞台『IMPACT』はショーと芝居の二部構成。ショーパートでは滝沢氏秀明氏の緩急自在な演出により、劇場をIMP.の色に染め上げる。ダンス、歌、アクションなど様々な要素で構成される滝沢氏演出ならではの華やかなステージ。

 続く芝居パートでは滝沢氏自身がかつて舞台で演じた「平将門」を上演する。また、CLASS SEVEN(大東立樹、高田憐、近藤大海、横田大雅、中澤漣)の出演が決定。さらにエンディング曲の作詞は北山宏光が手掛ける。

 リーダーの影山は、「IMP.初の主演舞台ということで、とても光栄ですし、何より僕たちがこれまでつち培ってきたものを存分に出していき、来てくださるお客さんにインパクトを与え、そして新しい歴史を刻んでいきたいと思っています」と意気込みを伝えた。

 構成・演出を手掛けるのは滝沢氏秀明氏。滝沢氏はこれまで日本のみならず、海外も含めた様々な劇場にてその機構を生かしたダイナミックな舞台を創作してきた。その手腕は高い評価を得ており、愛知県名古屋市に今夏グランドオープンする「IG アリーナ」の開業式典の演出を任されている。今回、自身が2018年に出演者として最後の公演を行った御園座で、新たな舞台をつくり上げる。

 佐藤は、「デビュー前にいろいろな舞台を経験させていただいて、偉大な尊敬する先輩の背中を見て、いつか僕たちもこうやって座長として舞台に立つ日が来ればいいな思っていたのが、『IMPACT』という形になったのがすごく嬉しかったです。滝沢氏社長プロデュースの舞台をさせていただくということで、僕たちも責任を持って、最高の舞台を作らなければという責任感もありながら、ドキドキワクワクの気持ちでした」と心境を明かした。

 また、滝沢氏からアドバイスはあったのかという問いに基は、「自分たちだけじゃなく、全ての責任を背負うのが座長、頑張ってインパクトを残しなさいとお言葉をいただきました」と滝沢氏からの言葉を明かした。

 そして、10トンの水を使った演出があるという主演舞台「IMPACT」。基は、「30分間水を降らせ続けながらの立ち回りがあります。そこはインパクトを残す一つになるんじゃないかなと思っています」と期待を覗かせた。

 過去に出演した滝沢氏演出の舞台でそれぞれが印象に残っていることを聞かれると椿は、「120%これでお客様に見せられるレベルになったと思って、最終リハーサルをした映像を見て、全く揃っていないと言われて、そこから改めて振り付けを固めたこともありました」と振り返ると松井は、「初日が始まったら終わりではなく、千秋楽の日まで常に見てくださるファンの皆様に最高の状態のものを届けるということを、僕は(滝沢氏)社長から教わりました」と述べた。

 また影山はリーダーの役割について滝沢氏に相談したことがあり、「『舞台に立ったらメンバーだけじゃなく、スタッフさんも含め、全てのことを影山が把握する。アンテナを常に張っておかなければ駄目だよ』という言葉が印象に残っているという。影山が想像していたリーダー像とは違っており、改めて覚悟が決まった。「舞台に対する思いがより強くなっている。今回の舞台でも当時の気持ちのまま、さらにレベルアップした自分たちでステージに挑めたら」と意気込みを話すと横原は、「影山は当時からリーダーをやっていて、舞台期間中は別人かというくらい厳しくなります。ちょっと仲が悪くなりかけている(笑)。それぐらい本気でやっていました」と影山のリーダーっぷりを語った。

 そして、鈴木は滝沢氏が演出する舞台に出演し、エンディングでの笑顔が全くできていないと指摘を受けたことがあるという。メンバーからは「そんなこともあったね!」と盛り上がる。ゲネプロでアドバイスをもらったという鈴木は、「舞台というものは演目でぶつ切りのエンターテインメントではなく、シーンがどれだけ変わっても、初めから最後までが一つの物語なんだということを教えていただいて、今では晴れやかな笑顔ができるようになりました。今回の公演ではそういったことも後輩にも教えたりできるのかなと思いました」と話した。

 佐藤は、プロとして舞台に立つとはどういうことなのかを学んだという。「初日から千秋楽まで細かいところまでこだわって、終わるその日まで上を目指して、より良いものを本番中もどんどん作っていく。どんな仕事においても、社長の舞台で学んだことがベースとなっている」と述べた。

 芸能界に入ったきっかけが滝沢氏の存在だと話す基は、「当時、右も左もわからない状態で稽古に入ったとき、(滝沢氏に)すごく怒られました。それこそ毎日泣いていたんじゃないか、と思うくらい指導をしていただいて。なので、(今回共演する)CLASS SEVENにかなり厳しくいこうと思っています。冗談ですけど(笑)」と先輩としての意気をユーモアを交え伝え、最後に、「いい舞台は良い環境からできるものだと思っているので、観に来てくださる全ての皆様に“インパクト”を残せるように、必ず素晴らしいものにしますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と製作発表会を締めくくった。

【IMP.プロフィール】

 IMP.(佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我)は、2023年8月にデジタルシングル「CRUISIN'」で世界同時配信デビュー。このミュージックビデオが配信約14時間で100万回再生を突破。また昨年発売の1stアルバム「DEPARTURE」はBillboard JAPAN総合アルバム・チャートHot Albumsで2位を獲得するなど、破竹の勢いで活躍を続ける新世代の7人組男性グループ。現在、全国18都市31公演を行うライブツアーの真っ只中。

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