ミセス、真夏のスタジアムライブを振り返る 大森元貴「リハーサルから逃げてました…」
『Mrs. GREEN APPLE ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜』SPECIAL GREETING & CINEMA VIEWING

Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架が2日、東京・丸の内ピカデリー1で開催されたBlu-ray / DVDリリースを記念した上映イベント『Mrs. GREEN APPLE ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜』SPECIAL GREETING & CINEMA VIEWINGに登壇。
【写真】Mrs. GREEN APPLE、SPECIAL GREETING & CINEMA VIEWINGの模様
2月26日に「Mrs. GREEN APPLE ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜」Blu-ray / DVDがリリースされて、大ヒットとなっているMrs. GREEN APPLE。一日限りの上映イベントとあって、丸の内ピカデリーはじめ各地の劇場に大勢のファンが集結した。
開口一番、「こんにちは、Mrs.GREEN APPLE です!」と3人が声を合わせて、お茶目に挨拶するところからスタート。大森は「ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜」について7ヶ月前と聞き、 「結構前のような気がしますね…」と吐露。藤澤は「今日、ここに登壇するにあたって、作品を見返してきました!」と語ると、若井は「まるで初日からファイナルのような盛り上がりで、アツいライブでした!」と続ける。
また、真夏のスタジアムライブの過酷さについて、大森は「暑かった!舞台監督さんに 『ステージは気温が40度です!』と言われて、リハーサルから逃げてました…」と暴露し、「お風呂と同じ温度じゃん!」と思わず声を上げる一幕も。
次いで、スタジアムライブで、印象深かった楽曲を問われると大森は真っ先に 『Dear』を挙げ、「スタジアムで鳴らせるロックバラードとして制作しました」 と並々ならぬ思い入れを話し、会場のファンの大きな頷きも見えた。また、藤澤は「『CONFLICT』はヤバかったですね!」と話し、バンド黎明期からの楽曲に感情が高ぶった瞬間を回顧。「涼ちゃんがセトリ前半で涙が止まらなくなっていました!」と大森がイタズラっ子のような笑みで振り返った。
一方の若井は「これを話すのは初めてだと思うんですけど…『ナハトムジーク』で最後の方で元貴が歌い忘れているようなシーンがあって…」と明かせば、本人の大森はシラを切ろうと真顔状態。観客からはその様子に笑いが漏れる。そこで大森は「おっしゃる通りです!気づいたら、歌い出さないといけないところが終わっていて……って言うなよ(笑)」と、ついに自白。若井は「いいじゃん!今だから言えるものだしね!」と、楽屋裏のような仲の良さで会場をほっこりさせた。
最後は、詰めかけた満員の観客、ライブビューイングで観賞中の全国の観客へ、締めくくりの挨拶。藤澤が「お越し頂き、ありがとうございます!ぜひドキュメンタリーも観て欲しいです。自分自身も、ライブをみんなにどのように届けようとしたのか、みんなの想いも含めて、あらためて感じることができました」と会場を感慨深く見渡す。
若井は「このライブは 2024 年の僕らのハイライトのひとつ。このライブをご自宅で何度でも楽しんで欲しいです」とアピール。大森さんは「会場の皆様、ライブビューイングの皆様、ありがとうございます。この作品を何度も楽しんで頂き、これからのライブで必ずお会いしましょう!」と万感の想いで宣言。
2025年は、アニバーサリーベストアルバム「10」と、Blu-ray / DVD「Mrs. GREEN APPLE on “Harmony”」が7月8日に同時リリース、7月26日、27日には2日間で10万人を動員予定の野外ライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE 〜FJORD〜(フィヨルド)」の開催、各商業施設とのコラボ、展覧会の開催、ドキュメンタリー映画製作など、今年は各種企画が目白押しの3人。
怒涛のライブやリリースなどのモチベーションを問われた大森は「頑張っているだけです!」と苦笑しながら、「最近はなりたい自分になれています。同時に皆さんから支えて頂いていることを実感します!」とファンへの感謝を述べると、観客からは大きな拍手が巻き起こった。
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