杉良太郎とEXILE ATSUSHIが28日、都内で行われた『EXILE ATSUSHI氏 特別防犯支援官 委嘱式』に登壇。「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)の特別防犯支援官として、EXILE ATSUSHIが委嘱を受けた。

 【写真】EXILE ATSUSHI「特別防犯支援官 委嘱式」の模様

 「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチームは、 2018年より、特別防犯対策監・杉良太郎を筆頭に全国で 被害が相次ぐオレオレ詐欺などの特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、全国47都道府県警察と共に特殊詐欺被害を防止する為の広報啓発活動を行っている。

 今回、EXILE ATSUSHIが特別防犯支援官にとして活動していく。警察庁生活安全局長の檜垣重臣氏から委嘱状を手渡されたEXILE ATSUSHIは、「この度はこのような責任ある役割を担わせていただくことになりまして、背筋が伸びる思いでいっぱいです」と挨拶。

 続けて、「杉先生とは法務省の方の刑務所慰問や特別矯正支援官という役割の8年ほどやらせていただいて、社会の問題に対する自分の意識も、年々深まってきております。今回のお話をいただいて、ありがたく受けさせていただくことになりました」と経緯を語った。

 そして、「自分の祖母も特殊詐欺の被害者でもあります。祖母がそういった被害にあって、すごく悲しい思いをしていた部分もありましたので、発信して少しでも世の中、特にご高齢の方々への被害が減るように啓発活動で少しでも影響があればいいなと、これから精進してまいりたいと思います」と意気込みを語った。

 そして、特別防犯対策監・杉良太郎はEXILE ATSUSHIへの期待として、「長年、受刑者の慰問で歌を歌っていただいたりしてきたのですが、そういった経験の中からも、今度は警察という立場になって、両方を見られるわけで、それは非常に強いなと。若い人たちが犯罪を犯したらどうなるのか。一生を棒に振ってしまうその過程を説得力を持って、お話をしていただき、啓発活動をしていただきたい。また、警察官に対しても自信を持たせるといいますか、かっこいい警察を目指すんだよと、格好よいというのはどういうことなのか、そういったことを具体的に示していただけたらと思っています」と思いを述べた。

 また、「年齢を重ねてきたATSUSHIが社会に貢献する中で、歌声はきっと変わっていく。それも楽しみ」と話した。

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