北村匠海、河合優実、窪田正孝、木南晴夏、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜、城定秀夫監督

 北村匠海、河合優実、窪田正孝、木南晴夏、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜、城定秀夫監督が都内で映画『悪い夏』舞台挨拶付き完成披露上映会に臨んだ。

 本作は、「クズとワルしか出てこない」と話題の傑作小説を映画化。この日は、映画のタイトル『悪い夏』にちなんで、自分の「ワルい」ところをフリップに書いて発表した。

 北村は「サプライズが苦手です」と明かし「喜べないんです。喜んでいるけれど、それを全く表に出せないんです。頑張って嬉しそうなお芝居をするけれど、その芝居がド下手で…」と苦笑交じりに明かした。窪田から「役者だよね(笑)?」とツッコミを受けると「しんどい瞬間があって…。ありがたいけれど、申し訳ない気持ちになって…。極力やめていただきたい」と必死の懇願に会場から笑いが起こった。

 河合は「方向音痴」を上げ、「わざとではないし、悪意はないけれど、生まれてからずっと方向音痴。建物内が一番わからない。ドアを開けたらどっちに行けばいいのかわからなくなる」と照れながら告白。

 窪田は「10円ガムを一万円札で買ってやった」とドヤ顔気味で言い「100円玉と千円札が欲しくて、コンビニでお金をくずそうとしたら一番安いものが10円ガムしかなかった。…だから買ってやりましたよ!」と役柄さながらのワルっぷりを見せ、会場を笑わせていた。

 木南は「ハマり症で飽き性」、伊藤は「友達のアイスを食べた」、毎熊は「目つき」、箭内は「一口ちょうだい、で一番美味しい所を食べる」と発表、発表されるたびに“ワルいね!”“それはワルくない!”とツッコミあうなど、仲の良さが垣間見えた。

 本作の主人公・佐々木守を演じるのは北村匠海。真面目に生きるも、気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれていく男の姿を渾身の力で体現する。更に色仕掛けで佐々木を犯罪へと巻き込んでゆく育児放棄寸前のシングルマザー・愛美を演じる河合優実をはじめ、裏社会の住人で犯罪計画の首謀者・金本役に窪田正孝、正義感に燃える佐々木の同僚・宮田役に伊藤万理華、愛美に肉体関係を強要する佐々木の先輩・高野役に毎熊克哉、金本の愛人・莉華役に箭内夢菜、金本の手下でドラッグの売人・山田役に竹原ピストル、息子と2人困窮した生活から万引きに手を染める古川佳澄役に木南晴夏など豪華俳優陣がクズを狂演した。

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