写真=乃木坂46“落語舞台”初日[1]

舞台開演前に取材に応じた乃木坂46「チームら」のメンバー、山崎怜奈、堀未央奈、斉藤優里、伊藤万理華、星野みなみ(撮影・小池直也)

 乃木坂46がオールキャスト出演することで話題の舞台『じょしらく』が18日夜、東京・渋谷のAiia 2.5 Theater Tokyoで初演を迎えた。

 オーディションで勝ち抜いたメンバー15人が5人ずつ<チームら><チームく><チームご>の3チームのトリプルキャストに挑戦するということでも話題が集まっていたこの舞台。

 「稽古期間も長くとらせていただいて、今もメンバーで確認したので良い本番を迎えられるかなと思います」と話したのは斉藤優里。対照的に初の創作落語に挑戦する堀未央奈は「初日なので凄い緊張しています」。

写真=乃木坂46“落語舞台”初日[2]

取材陣に公開した舞台リハーサル(撮影・小池直也)

 山崎怜奈は「原作のファンの皆様にも、乃木坂46が『じょしらく』をやってよかったと言われるような舞台にしたい」と今回の舞台にかける想いを語った。

 稽古の際には、実際に落語家の指導をみっちりと受けたというメンバーだが、本番を迎える際には「皆、何年も落語をやっているような自信を持って舞台に臨んでください」と背中を押されたそうだ。

 また、いざやってみるとメンバーの中で1番落語が得意だと判明した能條愛未は「アイドルを辞めて、落語界にくれば?」と熱烈オファーをされたという。とは言え、高度な技芸を要する落語がテーマであることから、他のメンバーも緊張している様子が垣間見える。

写真=乃木坂46“落語舞台”初日[3]

熱演する掘未央奈(撮影・小池直也)

 3つのチームに分かれた事について問われると、彼女たちの中では他のチームへのライバル視などは無い模様。「お互いを支えあってつくりあげている」と伊藤万理華。仕事の合間を縫った中での厳しい稽古にチームの垣根を超えた助け合いもあったという。

 そして、夜の初演を目前にして「チームら」のメンバー、山崎怜奈、堀未央奈、斉藤優里、伊藤万理華、星野みなみが報道陣にリハーサルを公開。「チームく」「チームご」のメンバーも応援に駆け付けた。20万円はするという羽織に身を包んだ5人は初めての本格的な舞台とは思えない演技を見せてくれた。

 創作落語の部分もうまくまとめられていて会場から笑いが漏れる一幕も。最後にリハーサルにもかかわらず彼女らは丁寧に謝辞を述べた。こういう細かいサービス精神に心動かされるファンも多い事だろう。

 さて、そんな歌と演技と落語の間をぐるぐる駆け巡る彼女たちによる舞台『じょしらく』は18日から28日まで上演中。千秋楽は全国の映画館でライブビューイングされる予定だ。また、乃木坂46のニューシングル『太陽ノック』は7月22日にリリースする。  【取材・小池直也】

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