有村架純『さよならのつづき』全ての感情が痛いほどに伝わって「ボロボロ泣いた」

　有村架純が先日、都内で行われたNetflixシリーズ『さよならのつづき』ジャパンプレミアに登壇した。

　本作は、事故で最愛の恋人を失ったひとりの女性と、その恋人に命を救われたひとりの男性。北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄されるふたりの美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語。

　有村は、菅原さえ子役を演じた。事故で恋人を失ったヒロインと、その恋人に命を救われた男という関係性を持つ難しい役どころ。

　有村はさえ子の印象を「自分の人生を自分で切り開こうと常に思っているような女性で、何に対しても自分の正義だったり、いろんなことに誠実に向き合って歩みを進めていた女性だったように思います。とてもエネルギッシュで生命力のある印象だったので、そういった要素を大事にしながら、無邪気さのあるチャーミングな女性に演じることができたら、より魅力的な女性としてお届けできるかなと挑戦させていただきました」

　更に作品を鑑賞した感想を「作品を一度拝見した時は、物語を再確認しながら観ていたので、客観的に見ることが難しかったんですが、韓国の釜山国際映画祭でお客さんと一緒に観た時に、涙が出てきて、、やっと客観的に見れたのかもしれないと思いました。ミキさんが成瀬さんに対して、『もう一度会えた』って手術が終わった後に言うセリフで、ボロボロ泣いてしまって。それぞれのキャラクターの思いが交錯してる物語なので、全ての言葉とか感情が痛いほど伝わってくる印象でした」と明かした。