栁俊太郎に訪れた悪夢「着地したらバキッ!」 八村倫太郎「痛え!!」
映画『他人は地獄だ』 公開記念露舞台挨拶
八村倫太郎(WATWING)、栁俊太郎、岡田結実、三浦健人、鈴木武、星耕介、児玉和土監督が16日、都内で行われた公開中の映画『他人は地獄だ』公開記念露舞台挨拶に登壇。役を演じる時に意識していたことや、本作のキャッチコピー「悪夢のシェアハウスにようこそ」にちなんで、悪夢についてエピソードトークを繰り広げた。
本作は韓国発のWEBコミックで、日本ではLINEマンガで2018年8月から連載が始まり、国内累計閲覧数で7000万views(2024年8月時点)を越える人気作品。世界8カ国語で配信され、全世界で累計閲覧数9.8億 views(2024年6月時点)を記録。さらに、2019年にはイム・シワン、イ・ドンウクという韓国2大スターで連続ドラマ化され、その年の話題作となる。その原作を日本における完全ローカライズしながらも原作のエッセンスは純度の高い形で抽出、八村倫太郎と栁俊太郎のW主演で緊張感あふれる日本のサスペンスホラーとして映画化。
格安シェアハウス「方舟」のリーダー的存在で、得体のしれない人物キリシマを演じる栁俊太郎は、「やっとこうやって皆様に届けることができて、心より嬉しく思っております」と訪れた観客に感謝。
本作が公開されて栁は、「お客さんの目の前に立って実感できるので、ここからどういうお言葉をいただけるのかなと思うと楽しみでもありますし、(キャストの)みんなに久々に会えて、懐かしいなっていう感じもありながら、ここから映画が巣立っていくんだと思うと非常に感慨深いです」としみじみ。
役作りについて、「監督とどことなく違和感をつけたいという話をしていたので、人間味のなさみたいなところ、不思議な存在なので人形感というか、違和感とか絶妙な動きを意識して作り上げました。それが大変でした。人と対峙したときに、どうしても人間味が出ちゃうので、そこを抑えながら恐怖に持っていければと思いました」と、役作りを明かした。
最後に「悪夢のシェアハウスにようこそ」というキャッチコピーにちなんで、悪夢について聞かれた栁は、「高校のときバレーボールをやっていたのですが、練習中に着地したら、バキッと音が体育館中に響きました。左足のスネが折れて気を失って…」と高校時代に起きた悪夢を明かした。
それを聞いた八村倫太郎が「痛え!!」と叫ぶ。
続けて栁は、「疲労骨折だったのですが、大会の前だったので、今まで頑張ってきたものが、その日に水の泡になったというのは悪夢でした。でもそれを糧にいま頑張っています」と、その時の悔しさをバネに頑張っていると話すと、会場から大きな拍手が送られた。




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