音楽
西田敏行さん『屋根の上のヴァイオリン弾き』通算261回・主役テヴィエ役を名演
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平成10年8-9月「屋根の上のヴァイオリン弾き」馬車の上の西田敏行さん(写真提供・東宝演劇部)
俳優の西田敏行さんが亡くなった。76歳だった。
昭和22(1947)年11月4日生まれ。福島県郡山市出身。映画『釣りバカ日誌』シリーズを始め映画やドラマ、舞台など幅広く活躍した。
舞台では、帝国劇場で上演されたミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』に1986年まで演じられた森繁久彌さんの後を継いで、1994年4月、1996年7・8月、1998年8・9月に帝国劇場、2001年5月に梅田コマ劇場、同6月に帝国劇場で通算261回にわたって主役テヴィエ役で出演。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』は、20世紀初頭、帝政ロシアの寒村にあるユダヤ人集落が舞台で、酪農業を営むテヴィエが主人公の物語。
貧しいが働き者で、お人好しで信心深く、妻と5人の娘を愛するテヴィエを西田さんは、ユダヤ人という役のバックグラウンドを理解しながら、深く演じられた。


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