ビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が19日、自身のブログでニューアルバムの発売を発表した。

 鬼龍院は「コンパクトディスク発売します」というタイトルで、6月17日に新作『ノーミュージック・ノーウエポン』を発売することを報告。

 金爆ではこれまで、握手券やCDのアートワークを排除するなどの試みを行い、シーンに一石を投じてきたが、今作ではCDとCD+DVDの2形態。「去年から色々と売り方についてやってみましたが、エアーバンドとしてはこの2形態くらいに落ち着くのが一番かな、と思いました」とした。

 また、「僕は何故去年からこんなに精神的にトゲを出して、自分の表現を敵を作ってでも貫こうとしてたのか」と、最近の自分たちの活動における葛藤を振り返ったうえで、「アルバムは『自分らしさを守るために僕は戦う』という意味をこめたいと思いました」とも綴り、新作に対する気持ちを表した。

 ゴールデンボンバーは、前記のニューアルバムに先行する形で5月29日にニューシングル『死んだ妻に似ている』をリリース予定である。

 この新曲は、Aメロの早口ラップパートに続くアッパーなサビ、そして彼ららしいコミカルさを持ち合わせながらも、聴き応えのある歌詞とのバランスが面白い楽曲だ。

 振り付けは、ラッキィ池田氏が担当しており、金爆の守備範囲の広さには関心するところだ。面白いことに、特典としてメンバーの体臭カードが付くという。ミュージックビデオは既に動画サイトでフルサイズ視聴が可能。

 視覚、聴覚だけでなく嗅覚にも訴える彼らの今後に期待である。

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