桜田ひより

 桜田ひより(20)が、2023-2024年シーズンの「JR SKISKI」キャンペーンのヒロインに決まった。桜田は「私の夢のCMだったので、とにかく本当にすごく嬉しかったですし、撮影がすごく楽しみでした」と気持ちを弾ませた。

 「JR SKISKI」は、東日本旅客鉄道が1991年から展開している、スキー旅行のキャンペーン。2023-2024年シーズンのキャッチコピーは『雪よ、推してくれ。』。「ゲレンデマジック」という言葉があるように雪には不思議と、景色や人をキラキラと見せるだけでなく「いつもとは違う自分にしてくれそうな力」があると言われ、そんな非日常の特別感をアピールしながら旅行への需要を喚起すべく、雪からの「推し」という、今の言葉を用いてプロモーションを展開していくという。

 桜田ひよりは、2023年7月公開の映画『交換ウソ日記』でヒロイン役を熱演され、10月クールの『あたりのキッチン!』では主演、『家政夫のミタゾノ』でもヒロインを務め、2024年公開のW主演映画『バジーノイズ』も控える。「JR SKISKI」の顔として、2023-2024年シーズンを盛り上げる。

撮影エピソード

 “雪降るスキー場”のイメージの中、グラフィック撮影が行われた。

 暖かそうな、淡いグリーンのジャケットに白いパンツを合わせた、寒色系のスノーウェアで登場。雪山にぴったりな、白いニットキャップにゴーグルを付け、実際の雪山でのスタイリングに。まず、雪山に座って、カメラを見上げるカットから。カメラに向かって様々な表情を見せる。ハラハラと舞い落ちる雪を実際に降らせて撮影。その雪を見た瞬間、両手を広げて大喜び。やさしい光の中、舞う雪にふんわりと包まれながら撮影は進む。笑ったり驚いたり、切なげな表情を見せたり…。どの表情にも、桜田の魅力がいっぱいに詰まっていた。

 撮影後は、モニターをチェック。目を大きく見開いて、じっくりと確認する桜田。スタッフからは「かわいい!」と声が上がる。目線や表情の微妙な変化で魅せながら、1カット目が終了となった。

 続いて、今度はグローブを手にし、立ち姿で別バージョンの撮影がスタート。「素敵!」と、スタッフから声が上がるほど、桜田の美しさ、透明感があふれる2カット目も終了。桜田の、儚くて切ない表情にグッと引き込まれるビジュアルに期待だ。

桜田ひより:インタビュー

――「JR SKISKI」のヒロインに選ばれたご感想をお願いいたします。

 仕事の帰りに教えていただきました。家に帰ってすぐに母に報告したら、泣いて一緒に喜んでくれました。

 私の夢のCMだったので、とにかく本当にすごく嬉しかったですし、撮影がすごく楽しみでした。

――「JR SKISKI」のヒロインには、どのようなイメージを持たれていましたか?

 毎年毎年、すごく旬な俳優さんやモデルさんが出演していて、皆さん本当にキラキラしていて可愛くて、雪に溶けてしまうような“儚さ”と、凛とした“女性らしさ”みたいなものをポスターでも感じていました。CMでも観るたび、本当にすごくキレイだなと思って観ていました。

――グラフィック撮影で意識したことはありますか?

 儚い感じというか、切なさもありつつ、スッとカメラを見る表情と、少し微笑んでいる表情と、2パターンどちらも撮りました。

――スノーウェアを着たご感想はいかがですか?

 スキーウェアを久々に着たので、やっぱり温かいなっていうことと、モコモコに包まれているのって、すごく安心するなぁっていう気持ちになりましたね。

 小さい時にたまに、家族でスキーをしに行っていたので、(着たのは)それ以来ぶりになると思います。10年ぶりぐらいになりますね。

 私は寒色系がすごく好きで、監督がイメージした衣装の色味も寒色系だったので、すごく個人的には嬉しかったです。

――ウィンタースポーツのご経験はありますか?

 スノーボードはやったことはなくて、スキーだけありますね。ただ本当に遠い昔なので、ちょっと特訓したいなって思います。

 やっぱり冬といえば、スキーとかスノーボードにみんなでワイワイ行くっていうイメージがあるので、色々な方に、今年ウィンタースポーツをたくさん挑戦していただきたいなって思いますね。

――桜田さんの冬の思い出は何かありますか?

 私が小さい時に住んでいた地域に、珍しく雪が降ってきて、兄と一緒に雪だるまを作った記憶があります。今でも写真に残っているんですけど、すごく防寒対策をしっかりして、小さい雪だるまを作っていました。

 (あとは)誕生日とクリスマスが近いので、2倍楽しめるというか。12月は自分の誕生日もあるしクリスマスもあるし、年末もあるし大晦日もあるので、すごく行事ごとが多いイメージがあったので、いまだにワクワクしますね。街中がイルミネーションになったりとか、クリスマスソングが流れてきたりする雰囲気がすごく好きです。

――CM撮影を控えていますが、スキー場でやってみたいことはありますか?また食べたいものはありますか?

 スノーボードをやったことがないので、やってみたいなと思います。

 やっぱり温かいものが食べたいので、カレーとか食べたいですね。すごく美味しそうです。

――今回のキャッチコピーに込めた想いは「雪の力でいつもと違う自分になれる」ですが、桜田さんにとって「いつもと違う自分にしてくれるもの」は何かありますか?

 お芝居ですね。

 自分じゃない誰かになれるっていうのは、俳優さんの特権だなと思っているので、そこでやっぱり違う自分になっているなという感覚もあります。目の前にいる人とお芝居をしている感覚とか空間が、自分じゃない誰かになっている時間を過ごせているなって思いますね。

――今回のCMのキャッチコピーは『雪よ、推してくれ。』 ですが、桜田さんにとっての“推し”はありますか?

 推しは、おうちで飼っている【ワンちゃん】が私の推しです。

 ずーっとワンちゃんを飼いたくて。念願のワンちゃんだったので、本当に可愛くて、いつも仕事から帰ってくると、しっぽを振って「おかえり~!」って迎えてくれることに癒されます。

 寒くなったりすると、今年は「どんなお洋服買ってあげようかな~」と選びながら、推し活しているような感覚になっています(笑)。

 大切です。本当に家族なので、推してます!

――2023年の振り返りと、2024年に挑戦してみたいことは何ですか?

 この1年、本当にすごく充実した時間を送らせていただいて、来年になって花開く作品もあります。今年頑張ってきたものが、来年皆さんのところにお届けできると思うので、それが一番楽しみだなっていう部分です。

 あと、(2023年は)20歳の期間だったので、来年の21歳からの年は、もう少し大人っぽくなりたいなって思います(笑)。

――最後にファンのみなさんへメッセージをお願いいたします。

 みなさん、こんにちは!今年の「JR SKISKI」キャンペーン ヒロインの桜田ひよりです。

 私が出演する、今年のポスターや動画を観ていただいて、それがきっかけとなって、少しでも多くの方がスキー場に行ってみようかなと思っていただけたら嬉しいです。

 スキー場へ行く際には、ぜひ新幹線で行き帰りも含めて楽しんでくださいね。

 『雪よ、推してくれ。』。以上、桜田ひよりでした!

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