蓮佛美沙子「史上最低な顔」齊藤監督のリクエストに感謝「想像の範囲を超えた」

　蓮佛美沙子、里々佳、齊藤工監督が９日、都内で行われた映画『スイート・マイホーム』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。

　【動画】ラストシーンの舞台裏を明かす蓮佛美沙子

　神津凛子氏の同名デビュー作が原作。新居やマイホームを舞台に幸せな家族が「家」を取り巻く恐怖の連鎖に巻き込まれていく物語。

　夢のマイホームを手に入れた窪田正演じる主人公・清沢賢二の妻・ひとみ役を演じた蓮佛美沙子。観客からラストシーンの舞台裏を質問され「ワンテイクでＯＫが出て、監督が今ので十分良い画が撮れているけど、最後にもう１回だけ『蓮佛さん史上最低の顔』をして下さいと言われた」と明かした。

　齊藤監督のリクエストに「何と面白いことをおっしゃるんだと。その時の監督の表情がすごく面白そうで、私も瞬間的にワクワクした」といい「それを言われてからカメラを回すまで１、２分だったんですけど、準備できないまま本能的に私の中と、ひとみの中の最低を探してやったのが本編でも使われている表情」

　初号で観た時に「こんな顔してたんだと。どの作品でも準備してプランを立てるので想像はできるんですけど、この映画のラストシーンは完全に想像の範囲を監督に演出して頂いたので、自分じゃないというか『こういう顔してたんだ』という驚きがありました」と感謝した。