『ロック道連れフェスティバル』が、11月18日に大阪・梅田BananaHallで開催されることがわかった。併せて出演アーティストが発表された。太陽の塔、ドミンゴス、スキップカウズ、プロペラ、ザ・カスタネッツ、NOB FROM CURIO、森山公一(オセロケッツ) が出演する。チケットは9月9日(土)10:00より発売される。

 バンドブームというムーブメントは、時代に合わせ、様々なジャンル、ファンを巻き込み続いている。今回行われる“太陽の塔”最新曲「ロック道連れフェスティバル」をタイトルに開催される同フェスは、90年代後半を駆け抜け、今も走り続けるバンドが、おそらく初めてこの規模で集まるフェスとなる。

 この時代にデビュー、このフェスに出演するバンド達は、当時フェスも無く、それぞれが孤軍奮闘し、未だ前進を続けているバンドばかりだ。変わらず活動を続けているバンドもいれば、メンバーチェンジを繰り返しながら活動。長期の活動休止、再始動、ソロでの出演とそれぞれのスタンスの中、“太陽の塔”の掲げた宣言に賛同して出演をする。

 巷に溢れるフェスと何が違うか、ライブハウスの対バンと何が違うのか?個々の音楽性、歌詞の世界観、活動のスタンス、どれをとっても決して一括りにはできない出演者たちが一堂に会するこの日が発表された後、SNSでは「これは2023年の話でしょうか?」と驚きを隠せずにいたファンも。これはファンの傾向が顕著に関係しているようにならない。このバンドで青春を共にし、決して忘れることの出来ない個性が、この時期のバンドに多く存在する事実を改めて実感した。

 今回出演するバンドが大阪で揃うこともとても意味が深い。ツアーバンドという括りでも無い彼らは、主に東京を拠点に活動をしている。しかし、当時在阪FMからは、彼等の曲達は、きっと誰かの青春を支えていたことは事実だ。このフェスが定例化、また個々のバンド達の繋がりが深まる1日となる筈。

 筆者はこのイベントの存在を知り、新宿にあった日清パワーステーションの名物企画『SATURDAY NIGHT R&R SHOW』を即座に思い出した。メジャーデビューした野心溢れる時期のバンドへ数々の対バン(試練や修行)を組み、バンドの成長を何役も担った重大イベントだった。

【公演詳細】

2023年11月18日(土)
『ロック道連れフェスティバル』
大阪:梅田BananaHall
〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町1-21 モンテビルB1
開場13:00/開演14:00
前売り5500円+drink代(600円)

(出演)

太陽の塔
ドミンゴス
スキップカウズ
プロペラ
ザ・カスタネッツ
NOB FROM CURIO
森山公一(オセロケッツ)

(チケット発売、予約開始)

9月9日(土)10:00より
・e+
https://eplus.jp/sf/detail/3949070001-P0030001)
・チケットぴあ
(Pコード:252-425)
・ローソンチケット
(Lコード:54013)
・バナナホール店頭

(入場順) 整理番号順で並行入場。

問い合わせ:
大阪:梅田BananaHall 
TEL:06-6809-3016

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