目黒蓮と佐野勇斗が出演するTBSドラマ「トリリオンゲーム」の第4話が4日に放送される。第4話から第2章がスタートし、「株式会社トリリオンゲーム」に新しい仲間が加入し、妨害してくる「ドラゴンバンク」に立ち向かっていく。

 これまでの第1話~第3話の「第1章」では、就活中だったハル(目黒蓮)とガク(佐野勇斗)は日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の採用面接で再会する。

 天性のコミュニケーション能力を持つハルは「ドラゴンバンク」に採用されるが、パソコンスキルはあるものの、人とのコミュニケーションが苦手なガクは不採用になる。ガクが不採用だったことを知るハルは同社に見切りをつけて、あっさり内定を辞退。最終面接で面接官を務めた社長令嬢・桐姫(今田美桜)もろとも「ドラゴンバンク」を手に入れると言い放つ。

 ハルはガクと組んで1兆ドルを稼ぐロードマップを描き、その無茶苦茶な夢に乗るガク。二人は事業計画も起業資金もゼロから「トリリオンゲーム」社を起業し、型破りな方法で資金集めに乗り出すことに。

 資金集めのために臨んだハッカー大会イベント「セキュリティチャンピオンシップ」ではガクの技術とハルの予想外の行動により1位で時間を終えたが、妨害行為がバレて失格に…。

 優勝はできなかったがガクはこの時間が楽しく、ハルと会社を作ることを決意するのであった。

 そんな中、ハルとガクの前に突然現れた謎の男・祁答院(吉川晃司)から出資の話を持ちかけられる。

 最初に2人が動いたのは採用面接。採用したのは、真面目過ぎるが故に就活が全敗中の大学生・凜々(福本莉子)。

 ハルは凜々を入社1日目にして代表取締役社長に任命し、3人はAIを使ったオンラインショップ事業に乗り出す。

 「AI」というものの、実際は新卒採用した凜々が「人力」で顧客対応をする「はったり AI」のものだった。

 「ヨリヌキ」1週目の売上は6万円未満…。

 そこでこれまでのデータをもとに「花」に特化したAIショップに方向転換すると、口コミで話題を呼び、ついに売上300万円を達成。

 しかし、繁盛するほど限界がくる「人力」AIショップ。ハルは「ヨリヌキ」を売り払うことにし、祁答院に大手花屋チェーン店「蜜園フラワー」を紹介してもらう。

 社長の蜜園(余貴美子)から「蜜園フラワー」の花を「ヨリヌキ」で1カ月で2000万円売り上げたら、「ヨリヌキ」を買い取るという条件を突き付けられる。

 蜜園社長の条件を受けて、ハルとガクが選んだ道は、フラワーギフト市場の中で一番大きな市場であるホストクラブに目を付けて、新宿歌舞伎町でホストになることに。

 歌舞伎町のルールを逸脱することをやり、トラブルに巻き込まれるも、ヒロトの助けもあり、「ヨリヌキ」は一か月の売上目標2千万円を達成。

 そして、「蜜園フラワー」との契約成立。

 しかし、「ドラゴンバンク」が黒龍社長の命のもと、「ヨリヌキ」をパクった「AI セレクトショップ・花ヴィーナス」という新事業を発表し、「トリリオンゲーム」は窮地に。

 そして、物語は第2章に。

佐野勇斗が演じるガク(TBS)

次回第4話あらすじ

 ドラゴンバンク社がAIオンラインショップ「ヨリヌキ」をパクって大々的に「花ヴィーナス」を始めたことで、蜜園フラワーの売り上げは激減し、窮地に追いやられる。

 蜜園(余貴美子)を心配するガク(佐野勇斗)と凜々(福本莉子)だったが、これ以上蜜園フラワーを助けられる術はなく、祁答院(吉川晃司)からも、これがビジネスだと諭される。ハル(目黒蓮)は次なるプランとして、ソシャゲ(ソーシャルゲーム)参入をガクと凜々に提案する。

 早速、大手ゲーム会社を買収しようと動くが、まったく相手にされない。

 そんな中、ハルはゲーム会社「SAKUSAKULAB」の社長・桜(原嘉孝)の心を掴み、「SAKUSAKULAB」の社員たちとゲーム開発に乗り出すことに。

 さらに、家賃300万円の新しいオフィスまで借りてしまう。

 そして、ドラゴンバンク社の大人気ゲーム「ドラ娘」の開発プロデューサーを引き抜く計画も立てるが・・・。

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