城桧吏(C)フジテレビ

 城桧吏が、フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』(毎週月曜よる9時~)の第6話(15日放送)にゲスト出演することが決まった。自身初の月9出演で、筒井道隆と父子役を演じる。

 本作は、『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)で風間公親(木村拓哉)が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描いている。

 城は、画家の向坂善紀(筒井道隆)が営む「アートギャラリー・コーサカ」に通う高校生の苅部匠吾を演じる。

 高校で美術部に入っている匠吾は、向坂のアトリエを訪れる。匠吾は向坂の実の息子だが、現在は離婚しているため、新しい父親の元で暮らしていた。匠吾は現在の父親に絵を描くことを禁じられているため、向坂のアトリエを度々訪れては、昔一緒に描いた絵の話に花を咲かせるのだった。

 向坂は匠吾に絵の才能があると思っており、匠吾自身も美術の道に進みたいが、現在の父親であり歯科医師の苅部達郎(浜田信也)は匠吾を医学の道に進めさせようとしていた。

 匠吾の悩みを聞いた向坂は、達郎をアトリエに呼び出し、匠吾が抱えている悩みについて伝えるも、現在の父親とかつての父親同士で口論へと発展し――。

父子役を演じる筒井道隆と城桧吏(C)フジテレビ

 今作で月9ドラマ初出演となる城は、「第71回カンヌ国際映画祭」最高賞であるパルム・ドールを獲得した映画『万引き家族』(2018年)、映画『約束のネバーランド』(2020年)への出演や、映画『ゴーストブック おばけずかん』(2022年)では主演を務めるなど、今後ますます活躍が期待される若手俳優。今作では進路に悩み、大人たちの間で心揺れる青年を演じる。

プロデュース・渡辺恒也(フジテレビ 編成部):コメント

 第6話は、ままならない人生の中でもわずかな希望を見出そうともがく人々の姿が印象的なエピソードです。向坂は、愛する息子の将来を思う気持ちと、苦しい状況の中で身を引こうと葛藤する気持ちとの間で揺れ動く、とても繊細な心情表現が求められる役でしたが、筒井道隆さんによって見事にリアリティーのある人物として存在させてもらえたと思います。また匠吾役を演じた城桧吏さんも、素朴な雰囲気の中に知性を感じさせる高校生・匠吾役を、等身大で演じ切っていただきました。この親子の関係性が、遠野の心にどのような影響を与え、事件の解決につながっていくのか、放送を楽しみにしていただければと思います!

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