<第73回NHK紅白歌合戦>◇12月31日◇NHKホール

 特別企画に登場した白組の氷川きよしは、「限界突破×サバイバー」を歌唱した。

 2000年「箱根八里の半次郎」の鮮烈なデビュー以来、歌謡界の第一線を走り続けてきた氷川は、紅白歌合戦のデビューイヤー初出場以来、20年以上に渡って途切れることなく出場を続けてきた。

 氷川は今年の紅白をもって歌手活動を休養し、アーティストとして新たなステージを目指すための充電期間に入る。そんな節目となる今回、氷川は白組、紅組の枠を超え、特別企画として出場することが決定した。

 巨大な不死鳥を従えるスタイルのインパクト十分なセットで氷川はスタートからトップギアの、限界突破が前提のステージングを見せる。

 黄金の衣装がどこまでも高貴に光り輝き、パワフルなその歌声はフルレンジで響き渡った。歌声、パフォーマンス、表情、気迫と、どこをとっても全力パフォーマンスと伝わってくる氷川の姿に圧倒された。

 歌唱後に氷川は、「また、必ず帰ってきます!」と、力強く伝えた。

 SNS上では「一人で紅白の醍醐味をすべて体現したようなステージだった」、「きよしさん限界×突破しすぎ」、「ラスボス枠として必ず帰ってきて」、と反響を集めた。

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