ガールズバンド「CREA」の魅力とは、新体制で挑む自主企画ライブへの思い
INTERVIEW

ガールズバンド「CREA」の魅力とは、新体制で挑む自主企画ライブへの思い


記者:編集部

撮影:[写真]CREAの魅力とは

掲載:15年03月18日

読了時間:約5分

[写真]CREAの魅力とは

4月12日に誕生日企画ライブを行うCREA

 ガールズロックバンドのCREA(クレア)が4月12日に、東京・渋谷チェルシーホテルで誕生日企画ライブを開催する。CREAはNaki(Vo)、Aiko(G)、Hiroka(B)、Miku(D)の4人構成。ベースのHirokaが新たにメンバーとして加わり、今回のライブは新体制後2度目となる自主企画イベント。過去に大物ミュージシャンから可能性を評価された若手実力派で、そのサウンドは、女性の繊細さも持ちながらもハード且つアグレッシブ。そんな彼女たちに今後の展望や新体制で挑む自主企画ライブへの意気込みを語ってもらった。  【取材・小池直也】

―――まずはバンド結成の馴れ初めをお願いします

Naki 前身がツインギターの5人編成のバンドだったんですよ。元々Mikuが友達を招集して組まれたバンドだったんです。何故かクリスマスの日に初めて集まって。女子なのに(笑)。

Miku そこからメンバーの脱退があったりしてCREAに改名しました。改名後も前のベースの子が抜けちゃうんですけど最近Hirokaがツイッターで加入したいと言ってきてくれたんです。

Hiroka 私自身も違うバンドで活動していたんですけど、そのバンドが解散しちゃったんですよね。

Aiko スタジオ入って「入るの入らないのどっちなの!」みたいな感じで(笑)

Hiroka 入りたくてその場で即決しちゃいましたね。

―――ガールズロックということですが何か意識していることはありますか

Naki 男のバンドにはない女性らしさっていうのはもちろんですが、でも女子だからってカワイイ!って感じではなくてちゃんとロックバンドとしても通用する激しいパフォーマンスも意識しています。

Aiko 確かにミックスの段階でもライヴっぽい雰囲気を出したくて粗削りな感じなところを残したりしてますね。

Hiroka ライヴだとCDとは違うものが体感できると思います。

Miku CREAはそれぞれが歌詞と曲を書くので色々な女性の想いを考えながら聴いても面白いと思います。個人的に音楽は北欧メタルが好きなんですけど。

―――北欧メタル!? 趣味は結構いい意味でバラバラなんですかね。それぞれの出身も違いますよね?

Hiroka 全員出身は東京じゃないんですよ。

Naki 先日はMikuの地元の静岡でライヴだったりとか。地方に行くのも増えてます。それぞれ独特のノリがあって面白いですね。

Aiko 私は栃木出身なんですけど、凄く栃木を愛しているので遠征した時はみんなをガイドしてあげたかったです(笑)。忙しくてできなかったんですけど。

Miku 私は地元を出たくて上京したけど、ライヴで行くようになってから静岡が好きになりました。この前も近所に住んでたおばあちゃんがこっそり観に来てくれてて、泣きながら差し入れをくれたり。皆応援してくれるので今は地元に貢献したいって思ってます。親孝行に近い感覚かな。

Naki 逆に私の地元にはライヴハウスも何も無いんですよ。元々そういう環境が嫌で「早く音楽の勉強をしなきゃ」と親を説得して高校辞めて出てきたくらい。でもいずれは地元千葉で凱旋ライヴもやりたいですね。ライヴハウスの文化が無いからこそ楽しさを味わってほしいし。

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