<第73回NHK紅白歌合戦>◇12月30日◇NHKホール◇リハ3日目

 純烈のステージでは、ダチョウ倶楽部と有吉弘行が応援ゲストとして登場し、「プロポーズ~白い雲のように」を歌う。リハーサルでは、純烈の「プロポーズ」に続いてダチョウ倶楽部と有吉弘行が登場。有吉が「白い雲のように」を歌い始めるとダチョウ倶楽部の2人がはやし立てるような場面も。最後はダチョウ倶楽部の「ヤー!」で締めた。

 【写真】リハーサルのもよう

 リハーサルを終えて取材会場に現れた純烈とダチョウ倶楽部、有吉。ダチョウ倶楽部のリーダー肥後克広は「いろんなことがあったダチョウ倶楽部を純烈さんが救ってくれて、そして有吉さんも来て。最後にみんなで『くるりんぱ』ができるのが嬉しくて仕方がありません」

 今年5月に亡くなった上島竜兵さん。最愛のメンバーを亡くし失意の底に会ったダチョウ倶楽部の肥後とジモン。肥後が発信した「純烈のオーディションを受けます」というメッセージをきっかけに純烈との交流が始まり、ユニット「純烈□ダチョウ」(□は温泉マーク)を結成した。

 ジモンは「リーダーの言葉から始まって。最後に有吉が来て紅白で歌うことがあったら大オチだねって言ってたんですよ。本当に大オチができるようになった!」と興奮気味に言うと肥後も「本当に感激しています!」と感無量の様子。ただ有吉は静かなトーンで「興奮してます…」とし、「相変わらず純烈が無駄にデカい」と笑いを誘った。

 純烈のリーダー酒井一圭は、有吉に紅白出演を内諾した経緯を聞いた。有吉は「25年前に落選してますからそれを恨みに恨んでます。だからここしかないって。これはチャンスだって」と再び笑いを誘うと酒井も「それだと紅白の今回のテーマは『復讐』になりますよ!ラブ&ピースなのに!」と笑いを重ねた。

 一方の肥後は「来年も7人で行きましょう!」と来年の紅白出場に意欲を示すと、酒井は「どう考えてもラストでしょ!」とツッコミ。純烈を卒業する小田井涼平を絡め、有吉は「少なくとも僕と小田井さんは最後」と再び笑いを誘った。

 そのやりとりを笑顔で見守る肥後は過去に「上島さんがいつも上にいてくれている」とも語っていた。「きょうも一緒にステージに立ってましたから」と上島さんの姿を感じながらリハーサルに臨んでいたと明かし感動に包まれるも、有吉は「塩をまいておきましたから」と有吉流の愛情表現で再び会場を爆笑の渦とさせた。

 また今回が最後の紅白となる小田井は「この7人でステージに上がって、元気になってもらうことしかない。最後の瞬間まで熱湯風呂とかが出てくるんじゃないかと。(妻の)LiLiCoの乱入は“肛門爆破”したばっかなので無理かなと」とプロレス大会で女性初の肛門爆破に臨んだことを引き合いに笑いを誘った。

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