小坂菜緒

 阿部サダヲと日向坂46小坂菜緒がCM初共演した、関西電力の新TVCM『阿部教授の冬支度』篇、『教授冬の電力を考える』篇が15日から放映開始される。大学の研究室を舞台に、変わり者の大学教授と、翻弄される女子大生を描く。15歳まで大阪に住んでいたとい小坂のかわいい関西弁でのツッコミにも注目だ。

 大学の研究室を舞台にした新CMシリーズを展開。阿部は東南アジアの環境問題とエネルギーの研究を専門とする大学教授を、小坂は気持ちが入るとつい関西弁になる、阿部教授のゼミで学ぶ大学生という役どころを、それぞれ演じる。

 新CMでは「冬の電力のためにできること」をテーマに、ちょっぴり変わり者ながら、現在の日本が抱える電力問題に真摯に向き合う天才肌の阿部教授と、教授の自由奔放な言動に振り回されながらも、好奇心旺盛で真っ直ぐな人柄に惹かれ、エネルギーに関心を抱く小坂のやり取りが描かれる。

 研究室で早くも冬に電気をあまり使わなくても暖かく過ごせるように準備を行う阿部教授と小坂の会話によって、電気を<使う側>と<作る側>がこの冬の電力のためにできること、を問いかける『阿部教授の冬支度』篇。

 『教授冬の電力を考える』篇は、電気を作る側としての関西電力が電力の安定供給のために全力で取り組むことを、阿部の全力の演技で伝える。

 小坂が演じた大学生には今回、「気持ちが入った時、つい関西弁になる」というユニークなキャラ設定。特に教授に対してのセリフは敬語だったこともあり、関西弁がやりにくい場面もあったがが、実は15歳まで大阪で育ったという小坂。

 テストを重ねる中で当時の感覚を思い出すと、本番ではとても自然でかわいらしい関西弁を連発し、現場を沸かせていた。

 また、今回の撮影日が、20歳の誕生日直後ということで、撮影終了後に小坂の誕生日をお祝いするバースデーケーキが登場。突然のサプライズに驚きながらも、小坂が満面の笑顔で「20」のろうそくを吹き消すと、スタッフから大きな拍手と歓声が上がった。

――撮影の感想、今回演じた役柄についてお聞かせください。

阿部 大学教授は新しい役でしたが、すごく興味があったので、率直に嬉しかったですね。今回演じた大学教授は少し変わった人で、たとえば冬の節電に備えて早々と冬支度を始めたり、突然地面に方程式を書き始めたりとか、ちょっと極端なところもありますが、とても純粋なキャラクターです。また、CMのテーマが「冬の電力問題」ということで、私自身も今年の夏、「節電要請」とか、「電気が足りない」というニュースで、改めて電気の大切さを痛感しました。

小坂 今回は阿部サダヲさん演じる大学教授と、エネルギーのことを一緒に考える大学生という役柄でしたが、普段あまり意識していなかった電力の問題や節電について、私自身気づかされるきっかけになりました。

――CM出演のオファーが届いた時の率直なお気持ちをお聞かせください。

小坂 15歳まで大阪に住んでいたこともあって、関西電力さんはすごく親しみのある会社なので、CMのお話をいただいた時はとても嬉しかったです。

――この冬の節電対策をお聞かせください。

阿部 自分の家で出来ることは、子どもがよく開けっ放しにしちゃう便座を下げることですね。これは結構節電になると伺いました。あと、暑かったら脱ぐというのはありますけど、脱ぐって限界があるじゃないですか。逆に着るのは限界がないと思うので、この冬は着込もうかなと思います。

小坂 私もこの冬は着る毛布を着て過ごすとか、なるべく電気を使わず、暖かく過ごせるよう頑張りたいと思います。

――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

阿部 エネルギーのことを考えるちょっとしたきっかけになればいいなと、全力で演じさせていただきました。ぜひお楽しみください。

小坂 これから私もCMを通じて、エネルギーのことを伝えていきたいと思います。

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