グローバルボーイズグループ“JO1”がデビュー以来初となる全国アリーナツアー『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』 の4都市目となる福岡公演(会場:マリンメッセ福岡 A館)が終了した。公演内では、10月12日リリースの6TH SINGLE『MIDNIGHT SUN』より、リード曲「SuperCali」(スパカリ)をサプライズで初披露した。

 【動画】公開された「SuperCali」PERFORMANCE VIDEO

 これまでどのような楽曲なのかベールに包まれてきた本曲。「Supercalifragilisticexpialidocious」(スパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)という呪文を中毒性溢れるメロディで表現しながら、JO1のこれからの成長を誓い、体の隅々の細胞まで情熱を燃やすという強い信念が込められている楽曲。振り付けも操り人形のような高速シンクロダンスで、会場と配信で見るJAM(ファンネーム)を魅了した。

 全楽曲生バンドの編成となる今回のアリーナツアーは、疾走感のある『Move The Soul』から幕を開け、『Born To Be Wild』や『YOLO-konde』など、5曲ノンストップのパワフルなステージでスタートした。冒頭のMCでは、地元・福岡にライブ初凱旋となった川尻蓮が「ただいま〜!」と挨拶し、鳴り止まない拍手でJAMに迎えられました。他にも関西出身の河野純喜は「福岡、ばり好きよっちゃけど」と少し間違った博多弁で会場に笑いを誘い、リーダーの與那城奨は大 人の色気で「ばり好いと〜よ」とストレートに伝えた。

 その後も、ユニットステージや木全翔也曰く、JAMとの絆を歌ったバラード曲「君のまま」を歌唱するなど、さまざまな曲と ダンスで盛り上げた。

 そして、ライブ中盤。VCRが明けるとサプライズで初披露したのは、新曲「SuperCali」。会場はどよめきに包まれ、観客は嬉しいサプライズパフォーマンスに釘付けの様子。さらにその後のMCでは、「SuperCali」の音源先行配信と PERFORMANCE VIDEOの公開を発表した。どこの振り付けが好きかと聞かれた川西拓実は、「11人揃ってフォーメーションを組むサビのダンスが好き。この曲は11人じゃないとできない」と話した。

JO1(C)LAPONE ENTERTAINMENT

 結成時から11人でパフォーマンス力を日々磨いてきたJO1。新曲をまず誰より最初に会場いっぱいのJAM(JO1のファンネームで“会場をいっぱいにする“という意味が込められている)の目の前で届けることができ、これまで以上にパフォーマンスにフィーチャーした気迫が感じられる初のステージとなった。

 最後の挨拶では、川尻が「僕たちが大変な時、みんなが僕たちを幸せにしてくれる。僕たちもみんなにとってそういう存在でありたい。こうやって(地元である)福岡にこんな力強いメンバーと一緒に来れたことが誇らしくて、嬉しい」と涙ながらに語った。最後まで熱気と多幸感に溢れたステージで幕を閉じた。

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