モーニング娘。’22

 モーニング娘。’22が、グループ結成日である9月14日に結成25周年を祝うファンクラブイベントを開催。さらに25周年記念となる新メンバーオーディションの開催を発表した。

 モーニング娘。は1997年9月14日のTX系『ASAYAN』放送にてグループ名が発表され、その日をグループ結成日として活動をスタート。その活動歴も今年2022年に入り、ついに四半世紀という大台を達成することになった。

 歴代参加メンバーは初代リーダー・中澤裕子ら1期メンバーから、今年6月に加入した16期メンバー・櫻井梨央まで総勢45名にのぼる。

 この日のイベント前にはステージ上で報道陣による囲み取材も行われ、現体制メンバー全13名が新衣装で参加。リーダーの譜久村聖から「本日9月14日、モーニング娘。結成25周年を迎えることができました。今まで応援してくださった皆さん、どうもありがとうございます。これからも30周年にむけて頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と代表コメントが寄せられたあと、メンバーそれぞれが思いを語った。

 「私が加入したのが大体15周年のときなんですが、まさか自分が25周年のタイミングでここにいるとは思っていなくてびっくりですね。時が経つのは早いなと感じています。私25歳なんですが、自分の人生と同じだけグループが続いているのは本当にすごいことだなと思うので、誇りをもってこれからも生きていきたいと思います」(譜久村聖)

 「ここまでの流れを先輩方が築き上げてくれたからこそ私たちが活動できるということをすごく感じています。代表曲を先輩方が発表して、私たちが歌い継いでという25年間の歴史の流れを皆さんにも感じてもらえたら嬉しいです」(生田衣梨奈)

 「25周年なんですが、9月19日には<イナズマロック フェス>にモーニング娘。として初出演させていただきます。25年あってもまだ初めてのことがあるのは刺激になりますし、25周年ってすごく“使える言葉”だと思っていて、アリーナやドームに立とうとか、誰かとコラボしようとか、何にでも挑戦していけたらという気持ちです」(石田亜佑美)

 「25年の中で私たちが加入しているのは僅かな期間ですが、他人事ではないというか、25年全部私たちのものだと思っていますし、世界でいまモーニング娘。を名乗っているのはこの13人しかいないので胸を張って活動していきたいと思います」(小田さくら)

「20 周年から25周年までの5年間ってご時世的にもいろんなことがあって、私たちも試行錯誤しながらの5年間になりました。25周年は“ニコ”っとする機会が増えたらい いなと思います」(野中美希)

 「花は桜木、男は石橋。2022年9月14日、モーニング娘。結成25周年記念。かかってきなさーい!つんくさん魂!魂魂!」「昨日はお仕事の合間に、野球を見にマリンスタジアムに行ってました。カメラに映ってたみたいで“報道ステーションで見たよ”とメールをいただきました...」(牧野真莉愛)

 「たくさんの先輩方がライブ見に来てくださったりとか、すごく愛をもって私たちを見守 ってくださるんですね。私たちも頂いた愛をファンの皆さんにお返しできるようにしてい きたいです」(羽賀朱音)

 「25年という長い時間の中で、私がメンバーとしていられたのは五分の一という短い時間なんですが、その間の一日一日をしっかり進めたことはすごく嬉しいなと思いま す。」(加賀楓)

 「25周年ということで過去のライブ映像もよく観ています。OG の先輩方、いつのモーニング娘。もカッコいいんですけど、今のモーニング娘。もカッコいいと思っているので、先輩方に負けないように今の自分たちの姿を出していけるように頑張りたいと思いま す」(横山玲奈)

 「私(北川)、岡村、山崎(崎はたつさき)、櫻井の4人は20周年のときには加入していなかったのでテレビで観ている側だったんですけど、OG の先輩方とたくさんコラボしている姿を見ていたので、今回25周年記念でたくさんコラボのステージに立ちたいなって思っていま す。(質問:特におひとり挙げるとしたら?)選べないですけども...私は高橋愛さんに憧れているので、一緒にステージに立ってみたいです」(北川莉央)

 「モーニング娘。は25周年というとても長い歴史のグループなので、先輩メンバーからパフォーマンスの細かい部分までずっと引き継がれていて、その積み重ねがモーニング娘。らしさに繋がっているなと感じます。今、私は後輩の立場ですが、いつか自分が先輩の立場になったときには後輩たちに伝えられるようにしたいです」(岡村ほまれ)

 「20周年のときはハロプロ研修生北海道にいて“おめでとうございます”という立場だったのですが、25周年はメンバーとして“ありがとうございます”といえる立場になった のがすごい嬉しいなって思います。誰かの心に響くパフォーマンスができたらなって思います」(山崎愛生)

「私は今年6月に加入したんですけれども、今回25周年の節目にメンバーとして迎え ることがきるのがすごく嬉しいですし、光栄です。私がファンの皆様にきちんとしたパフ ォーマンスをお見せするのは今日が初めてなので、ファンの皆様に楽しんでいただけるように一生懸命頑張りたいですし、私個人としてはこの25周年の1年はいろんなところでスキルを吸収できるように、一生懸命頑張りたいなと思っています」(櫻井梨央)

 現在、グループ内で櫻井の教育係をつとめているのは野中。囲み取材でその話題になると櫻井が野中へ「いつもありがとうございます」とお礼のお辞儀をし、野中は「対応 力がすごくて、ちゃんと理解して前へ進んでくれる子です。他のメンバーも巻き込みな がら進められて、いい空気になっています」と太鼓判を押していた。

 そして先日卒業発表を行なった加賀楓は、卒業発表について聞かれると、ファンが衝撃を受けている現状に「申し訳ないですね」と答えつつも「自分の中でもっともっと前に進みたいと思う気持ちと、ハロー!プロジェクトの中でやりたいことは全部やり尽くせたなという気持ちになりました。ハロプロのお仕事の中でいろいろなダンサーの方と交流して“こういう世界があるんだ”という刺激もいただきました。残りの在籍期間中は精 一杯ファンのみなさんに恩返しできればと思っています」とコメント。

 なお、囲み取材中に石田が質問側として乱入する一幕もあり「ダンサー石田さんから学んだことはありますか?」という石田の質問に加賀が「表情筋を動かすことですね。 私は表情筋が堅いほうなので...」と答え、石田からの「たしかに顔で踊っています」と いうレスポンスに報道陣からは笑いが起こっていた。

 そんなモーニング娘。だが9月14日から<モーニング娘。25周年記念 オーディション〜明日を作るのは君〜>を開催することも発表に。リーダーの譜久村聖は「モーニング娘。、ハロー!プロジェクトを好きな方はもちろん、私たちと一緒に青春を味わいたい方、”私がモーニング娘。を変えていきたい!”という方もぜひぜひ参加していただきたいので、応募をお待ちしています」と語り、オーディションを経て本日加入10周年を迎えた小田さくらは「私の場合は“自分を変えたい“が動機だったので、自分と向き合いたい子もウェルカムです」と言葉を添えた。

モーニング娘。’22

 1日に2公演行われたファンクラブイベントでは、1公演目のサプライズとしてサウンド プロデューサー・つんく♂からのイベントオープニングメッセージも到着。メンバーもサプライズメッセージに驚きつつ、それぞれに喜びの表情をみせた。

つんく♂からのイベントオープニングメッセージの模様

■つんく♂ サプライズメッセージ

 『モーニング娘。'22 結成25周年記念 FC イベント 〜娘。×FAN×Fun!×大感謝祭!〜』にお集まりのみなさ〜ん!元気ですか?!

 つんく♂です! 結成25周年のイベントがこうやってファンのみなさんと一緒に行えてるってこと、素敵です!

 25年前にタイムスリップ出来たら、当時の初期メンバーに「少なくとも25年は続くからな〜。全部残るからな〜。メイク直しちゃんとするんやで〜」って教えてあげたい。いや、当時の俺本人も「まじで!」って驚いてると思うけどね。

 と、いうことは今のメンバーも50周年のイベントがあるかもしれない! って思ってしっかりメイク直しメイク直し(笑)!

 って、始まったばかりやのに何の話や! では、みんなで一丸となって最後まで思いっきり楽しんでください! つんく♂でした!

 イベント開催にあたっては、新メンバーの櫻井梨央が先輩メンバー3人と「好きな先輩」を歌う企画コーナーや、最新シングル曲「大・人生 Never Been Better!」の披露、そし てファンクラブ会員から募集したリクエストをもとに全員曲2曲、ユニット曲4曲を含む 全8曲がパフォーマンスされた。イベント終わりにはリーダーの譜久村聖からファンへ 御礼の言葉と、<モーニング娘。25周年記念 オーディション>の開催発表が届けられ、会場を新たな展開への期待と大きな盛り上がりで包んだ。

モーニング娘。’22

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