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 名作アニメーション『ピノキオ』が実写映画化。ディズニーが魅力あふれるキャラクターと映像美、珠玉の名曲で魅了するファンタジックな作品『ピノキオ』がディズニープラス・デイの9月8日よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信開始となる。

 本作の監督を務めるのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 シリーズをはじめ、常にその時々の最新技術を作品に取り入れ、実写作品だけでなくCGアニメーション作品にも挑戦し、物語を語るための表現の技術革新を目指してきた巨匠ロバート・ゼメキス。彼は実写 と VFX を融合させディズニーの夢と魔法に溢れた美しい世界を作り上げた本作について「映像技術が進化した今でなけれ ば出来ない、価値のあるプロジェクトだった」と、ゼメキス監督の“集大成”ともいえる作品であることを明かした。

 これまで時代の最先端をいく様々な視覚効果を用いた作品を作り続けてきたゼメキス監督は、1988年に全編にわたり実写とアニメーションを融合させた映画『ロジャー・ラビット』を制作し、映画界に衝撃を与えた。CGが全盛ではなかった当時、まるで現実世界にアニメーションのキャラクターが本当にいるかのようなリアリティのある世界観は見る者を魅了し、同年のアカデミー賞で視覚効果賞を含む3冠を達成。また、1989年には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で当時最先端の合成技術を駆使してマイケル・J・フォックスが全て一人で演じる複数人のキャラクターを同じシーンに登場させたり、1994年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』では歴代のアメリカ大統領など歴史上の人物と主人公を共演させたりと、デジタル合成技術を巧みに使い誰も見たことがない作品を生み出してきた。

 映画を製作する度に人々を驚かせてきたゼメキス監督は、ディズニーを代表する名作アニメーション作品『ピノキオ』をこのタイミングで実写化することについて「ウォルト・ディズニーは本当に賢い人で、喋る動物や人形、妖精や小人など、実写映画では不可能な物語をアニメーションという形で素晴らしい作品に仕上げてきました。『ピノキオ』は、これまでに作られた長編アニメーションの中でも最も美しい作品のひとつです。そして現代の最新技術を使えば、人形を非常に立体的にすることが可能になりました。今なら『ピノキオ』を実写映画で蘇らせることができると思ったのです。本作は今でなければ作ることができず、今だからこそやる価値のあるプロジェクトだと思いました」と語っている。

 そうして制作された本作は、VFXにより命を吹き込まれた可愛らしいピノキオやコオロギのジミニー・クリケットなどのキャラクターと、トム・ハンクス演じるゼペットら実写のキャラクターが共存しており、ゼメキスの代名詞ともいえるファンタジーとリアリティが融合した世界観を楽しむことができる。

 トム・ハンクスのほかにも、ピノキオに命を与える妖精ブルー・フェアリー役には、演技のみならず抜群の歌唱力を持つ シンシ ア・エリヴォが抜擢。ピノキオの“良心”となるジミニー・クリケットにはジョセフ・ゴードン=レヴィット、ピノキオ役にベンジャミン・ エバン・アインワース、コーチマン役にルーク・エヴァンズなど豪華キャスト陣が集結する。『ピノキオ』は9月8日よりディズニープラスにて独占配信開始。

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