INTERVIEW

松本大輝

「カナタと一緒に成長」、自身を変える『ウルトラマンデッカー』


記者:木村武雄

写真:木村武雄

掲載:22年09月03日

読了時間:約5分

 特撮ドラマ・ウルトラマンシリーズの最新作『ウルトラマンデッカー』(テレビ東京系)で主人公のアスミ カナタを演じているのが俳優の松本大輝(23)。学生時代はバスケットボールで汗を流し、スポーツトレーナーを目指し通った専門学校時代に『第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』にエントリーし、グランプリを得た。これまでNHK連続テレビ小説『エール』にも出演したことがあるが、憧れの「ウルトラマン」で初主演を飾る。どのような思いで臨んでいるのか。動画では自身の活動の原動力を聞いた。【取材・撮影=木村武雄】

広がってくれれば

――インタビューの数も増えていると思いますが、率直にどう感じていますか?

 とても嬉しいです。『ウルトラマンデッカー』が期待されていることを感じますし、取材の記事を通して『ウルトラマンデッカー』という言葉を目にしてくださるだけでも嬉しいです。取材も一つ一つ大事にしていきたいです。

――いい形になるというのは?

 リアルタイムでもし観られなかったとしても、これだけの人気シリーズなので、後々取材記事に触れることもあると思うんです。そういったタイミングでインタビューを読んだ時に「そういう思いでやっていたんだ。観てみよう」となったら嬉しいですし、数年後に僕のことを知ってくださった方が記事を読んだ時に「ウルトラマンをやっていたんだ」と思ってこの作品を観てくれたら更に広がると思うんです。そういったことも含めて毎回取材も大事にしています。

――堅実というか先の事まで考えているのですね。そうした考えはもともとあったんですか?

 純粋に『ウルトラマンデッカー』が広まってくれればいいなという思いからです。こんなに面白い作品を観ないのはもったいないと思っているので、本当にみんなに観てほしいです!

松本大輝

松本大輝

カナタと一緒に成長

――もともとウルトラマンシリーズは観ていたんですか?

 観ていました!なので、こうして自分が変身できるというのがすごく嬉しかったです!しかも主演という形で。こんな贅沢なことはないと思っています!

――主演ともあってこれまでの作品とは違う感覚ですか?

 これまでの現場では、ずっと受け身でした。今回は逆に、ゲスト出演して下さる方から「自分はこう思っているんだ」と意見を出して下さって「この作品にそれだけの想いで臨んで下さっているんだ」と感じてもっと良くしたいという思いが強くなりました。それからは監督にもキャストのみんなにも積極的に考えを伝えるようになりました。

――撮影期間も長いのでより役に向き合えますね。

 カナタと一緒に成長している感じがあります。演じていくうちに「カナタだったらこういう感じの方がいいんじゃないか」という考えもたくさん出てきています。正直、最初の方は自分の演技として出せていないところがありました。カナタはどんな時でも明るい性格なんですけど、最初は上手く表現できなくて何回も監督に指摘されました。でも演じていくなかでだんだんとテンション感を掴めて。今はカナタと自分が合体したような感覚があります。

――これまでのインタビュー記事を読んでいると、松本さんは明るい性格なのかなと。いい意味でのポジティブさがあるというか。

 ポジティブな方だと思います(笑)

――カナタと似ているところだと思いますが、最初のうちは出せなかったんですね。

 そうなんです。同じ明るさでもカナタのテンション感はもっと高くて、いざ演じるとなったときに、素の自分が残っていてそこまで上げられなかったんです。でもそれも掴めてきました。

松本大輝

松本大輝

身も心も変身させてくれる作品

――ところで『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』にはお姉さんが応募されたと。スポーツトレーナーを目指していたそうですが、役者をやっていきたいと思ったのはどのタイミングだったんですか?

 それは『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の期間中です。ジュノンボーイの先輩がすごくキラキラしてカッコ良く見えました。その姿に憧れて僕も俳優になりたいと思いました。

――『エール』にも出られていますが、その経験はご自身にとってどういうものになりましたか?

 スタッフさんに対する接し方や、役と向き合う姿勢などを主演の窪田正孝さんから学びました。自分の一番最初のターニングポイントだと思っています。

――大きな作品で且つ共演者の方も豪華、プレッシャーはなかったですか?

 スタッフのみなさんがとても良い雰囲気を作って下さったこともあって、毎日が楽しくてプレッシャーは感じませんでした。

――それは『エール』に限らず?

 実は、緊張でセリフが出てこないこともありました。震えてしまったりして…。

――それは『ウルトランデッカー』の現場でも同じ?

 『ウルトラマンデッカー』では気持ちを切り替えるようにしました。もうやるしかないというか、腹をくくるというか。学生時代はバスケ部に所属していたのですが、試合ではどんな相手でも戦うしかなくて…。縦にも横にも体が大きい相手が揃っていて、あまりの体格差に委縮する人もいると思うんですけど、怖いと思わないでむしろふっ飛ばしてやろうというぐらいの気持ちで試合に臨んでいました。『ウルトラマンデッカー』の撮影ではその頃の気持ちを思い出した感じがあります。どんな俳優さんと共演させて頂いても飲まれないようにしたいと思って臨んでいます。

――『エール』がターニングポイントなら、『ウルトラマンデッカー』ではご自身を変身させる大切な作品になるかもしれないですね。

 そうなると思います!すごく成長させてもらっています。

松本大輝

(おわり)

 ※ゲストとして出演したスターダストのトーク番組『SDB』の第6回がYouTube(http://fc.stardust.co.jp/pc/video/?id=2784)で配信中。(MC:小柳心、アシスタント:超ときめき♡宣伝部の菅田愛貴)。また、「STARDUST WEB」の会員限定コンテンツとして、本編の特別映像(http://fc.stardust.co.jp/pc/video/?id=2785)も公開されている。

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