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 町田啓太が主演、佐野勇斗ら共演するフジテレビ水10ドラマ『テッパチ!』の第8話が24日、放送された。佐野演じる馬場の先輩で、結木滉星演じる野村の同僚である金子慎也(桐山漣)が崖っぷちに立たされ、彼を助けようと奮闘する馬場の姿が描かれた。※ネタバレを含みます。

 先週の第7話では、国生宙(町田啓太)と馬場良成(佐野勇斗)が、晴れて陸上自衛官となり、2人そろって希望部隊の普通科連隊へ配属され、超強烈な先輩自衛官たちに悩まされながらも、初めての災害現場で、別人のような動きをする先輩たちに驚かされるという内容だった。

 今回の第8話では副連隊長の神宮寺一成(緋田康人)が、35歳でいまだ士長の金子について、次の昇任試験の結果次第では指導が必要ではないか、と桜間冬美1尉(白石麻衣)に伝える。それはつまり、リストラを意味していた。

 冬美から試験の話をされた金子は「今回の試験がダメだったら最後にする」と答える。

 その試験には冬美の図らいで模擬試験として宙も受験することになった。宙は馬場と一緒にと提案するも「模擬試験とはいえ、受けるレベルに達していない」と一蹴されてしまう。

 馬場は宙が試験を受けるということを先輩の野村(結木滉星)から伝えられたのだった。

 野村から伝えられ、「なんで差がついてしまうのか」「随分置いてかれたな」と嫌味っぽく言われて何も言い返せず、ざわつく馬場…。

 その後、悩みながらも、1人でトレーニングをしている馬場に八女から「お前の強みは人を思いやる優しい心、それを信じるべき」というメールが届く。八女は、候補生の頃から馬場を心配して、見守ってくれていたのだ。

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 そんな励ましの言葉をもらった馬場は、宙から金子に勉強を教えてほしいと言われ、教えるも息詰まった金子にできない自分をバカにしてるだろうと逆ギレをされてしまい、出て行けと言われる始末。

 出ていく羽目になった馬場が向かったのは野村のもとで、金子に勉強を教えてほしいとお願いする。毎日迷ってばかりだった馬場。せめて目の前で苦しんでいる人は助けたいという想いでだった。

 だが、その気持ちとは裏腹に野村には「落ちるなら落ちるでほっとけば」と言われ、頭を下げるも「そんな頼みじゃ引き受けられない」と意地悪が続くが大木(久保田悠来)が間に入り、ここの場は終わる。

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 色々と金子自身、大木班と衝突をしながらも、それでも応援し、協力してくれるメンバーに頭を下げて、サポートを頼むのだった。

 大木班みんなで金子をファローした結果、金子は試験に合格。無事に引き続き自衛隊に残ることが決定したのだった。

 この第8話でも、第一部に続き「優しさ」が溢れていた馬場。八女からの「お前の強みは人を思いやる優しい心」というように勉強を教えるも逆ギレしてきた金子に対しても夜食を差し入れるなど班の力になっていた。

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