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 町田啓太が主演、佐野勇斗ら共演するフジテレビ水10ドラマ『テッパチ!』の第二部が17日、放送され、宙(町田啓太)・馬場(佐野勇斗)の先輩自衛官、ちょっと嫌味でひねくれ者・野村晴樹として結木滉星が登場した。

 国生宙と馬場良成が、晴れて陸上自衛官となり、2人そろって希望部隊の普通科連隊へ配属された所から描かれる第二部。不安を抱きながら隊舎に向かった2人を待ち受けていたのは、超強烈な先輩自衛官たち。

 その中の一人が班内で年齢は一番年下だが優秀で頭が良い野村晴樹(結木滉星)。後輩に対しては何かと厳しく、ちょっと嫌みな性格をし、先輩によく媚びていて、大木(久保田悠来)の腰巾着のような存在である。

 第二部初回の第7話で既にその嫌味な感じを溢れ出していた。

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 宙と馬場が部屋に入ると待ち受けていたのは先輩たちからの水鉄砲で水を掛けられる手荒い歓迎の儀式。その後の自己紹介でも宙に「歳は下でも、ここでは俺が先輩。それを忘れるな」など嫌味を連発。

 翌朝も宙が起きると顔には落書きが。書いたであろう野村はニヤニヤが止まらない。結果、集合時間に遅れる宙…。

 その後も掃除を押し付けたり、マッサージをさせたり、イビキで眠れなかったりと野村ストレスを味合わされる日々を送る羽目に。

 そして第一部でも度々出ていた宙の中で消し去りたいであろう、ラグビーをしていた過去。野村は歓迎会での話の中でラグビーをしていたことを隠したいということを察し、過去を調べ、わざと自衛隊ラグビー部監督に宙がラグビーをしていたことを密告したのだった。

 それぞれの濃いキャラクター性はもちろんだが、第二部は“部隊編”。陸上自衛官としての実務シーンも注目。これまでふざけている所しか見ていなかった宙と馬場だったが、初めての災害現場でみる先輩たちはまるで別人のように行動していた。

 災害現場で何もすることができず、力不足を肌で感じた宙と馬場。役に立とうと、必死に迷子の子供やできることを探すも、呆然と立ってしまい先輩たちに邪魔扱いをされてしまう馬場。一部とは全く違う状況が7話では見られ、馬場はここからどのように成長をしていきたいのか。また、音楽隊の夢はどうなっていくのか。

 そして、ちょっと嫌味でひねくれ者の先輩自衛官・野村晴樹を演じた結木滉星。その登場っぷりにSNSでは「新キャストの皆さんが期待を裏切らない素晴らしさだった」「結木滉星くんがめちゃくちゃ先輩感があった」「憎たらしいー!と思ったら年下ぽく可愛くて」「相変わらずかっこいいな」「先輩感あるけど可愛い」との声があがった。

 結木は昨年、フジテレビ系ドラマである「#コールドゲーム」で、表ではイケメン男子であるものの、裏ではある復讐を企てている両面を持ち合わせた役を演じた。

 更に「エロい彼氏が私を魅わす」ではプライドが高く、完璧主義者だったものの婚約者から「気になる人ができた」の一言で徐々に崩壊していく役を。「SUPER RICH」では復讐を果たすために町田啓太らが働く会社に入る、ハイスペックなアルバイト青年役を演じた。

 ここ最近では少し癖のある役を演じてきた結木。また違った嫌味のある役を8話以降でも見られるのか、愛嬌のあるその表情も含め、期待だ。

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