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 町田啓太が主演、佐野勇斗らが共演するフジテレビ水10ドラマ『テッパチ!』の第5話が3日、放送された。第一班の精神的支柱ともいえる立場になってきている佐野演じる馬場良成。この放送回でもその一面が垣間見えた。また、陸上自衛隊の女性自衛官(候補生)として出演した山本千尋の自衛官姿がカッコよかったとの声もあがった。※一部ネタバレを含みます。

 第5話では国生宙(町田啓太)や馬場良成たち自衛官候補生と、WAC(Women’s Army Corps)と呼ばれる陸上自衛隊の女性自衛官(候補生)との特別合同訓練が始まった。

 この日を心待ちにしていた第一班のメンバーたち。ほどなく、森下瑠理香(山本千尋)と石崎奈央(坂東希)ら8人の女性自衛官候補生が北東京駐屯地にやってくる。講義の後、渡辺(坂口涼太郎)や西健太(藤岡真威人)たちは奈央のことが気になった小倉の恋を後押ししようとするも失敗。しかし、第一班の仲間たちの応援もあり小倉は諦めずにもう少し頑張ってアタックしてみることに。

 ところが、その奈央は実は妊娠しているという秘密を抱えていた。それがどこからか噂となり第一班のメンバーの耳まで届いた。出会った時から奈央に強く当たられていたメンバーも妊娠について心配していた。結果、奈央が「この子を守れるのは、私だけ」と自衛隊を辞めることを決断し第一班に直接謝罪と報告に来たのだった。瑠理香も、奈央の決断を尊重し、奈央をみんなで見送り、小倉の初恋は幕を閉じた。

 色々とあった後の第一班部屋。みんなで次の日の休みについて話していた。みんなそれぞれに予定がある中で、馬場は宙を実家に誘った。宙は馬場家で学生時代の写真を見たり、馬場の両親と一緒に食卓を囲んだりと、家族の温もりを感じていた。馬場の家を後にした宙は再婚した母親が住む家に足が向かっていた。しかし、勇気を出して向かったその先には新しい家族と共に歩いていた母親が。

 つい、どうしていいか分からず立ち去った宙。やりきれずに歩いていた宙を待っていた人影。それは馬場だった。何かを察していたのか宙に何も特に伝えることなく、聞くこともなく、「一緒に帰ろう」と微笑む馬場に微笑み返す宙だった。

 この話でも佐野演じる馬場の仲間想いの優しい一面が。視聴者からは「馬場が何か察した時の佐野くんの目の動き凄く凄く良い……その後さりげなく励まそうと笑うその顔が素敵なんだよなこれが」「馬場が優しすぎてマジ泣けた」「馬場君、お母さんみたい」「今夜のラスト。美しいバディなふたり」「どんどん絆が深まってくね」「佐野勇斗良すぎますね」と反響。次回の第一部最終回に向けて強まる馬場と宙のバディ関係。今後の展開に注目だ。

 なお第5話では女性自衛官(候補生)として山本千尋も出演。映画『キングダム2 遥かなる大地へ』での羌象役、そして7月31日放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での初登場で話題を集めているなかでの自衛官姿に「自衛隊姿の千尋さん、ウルトラかっこよかったです」「訓練シーンみたかった」「羌象ちゃん、二代目善児からの陸自、強い…!!!」「迷彩ユニフォームもかっこいい」との声があがっていた。

女性自衛官候補生を演じた山本千尋(C)フジテレビ

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