アクションワード「Make New」コンセプト篇ムービーが5日、公開された。三宅純×Awichという日本を代表するクリエイターがコラボレーションしたオリジナル楽曲「Unveil」が起用されている。テレビCMでは30秒のQRバージョンを放映開始し、公式YouTubeアカウントではフルバージョンと撮影の舞台裏を収めたメイキング映像を公開。

 【動画】アクションワード「Make New」コンセプト篇ムービー&メイキング

 本映像では、「Make New」を体現するため、出演者もセットも上下反転した環境で撮影するという既成概念を覆す撮影技法に挑戦している。

「Make New」ムービー楽曲

 ムービーに流れる楽曲は、パリを拠点に活動する作曲家三宅純氏と、現在音楽シーンで圧倒的な存在感を放ち、今後最も飛躍が期待されている沖縄生まれのラッパー/シンガーAwichとのコラボレーションから生まれた。三宅氏はこの曲に込めた想いを「脱物質主義、自然との共存というコンセプトを最大限にリスペクトしつつ、Awichさんの為の空間を残して、いかに立体的なコラボにできるかというゴールを目指しました。」と述べた。歌詞は「Make New」の考え方に共感したAwichが自ら今回のために作詞。力強くエモーショナルな歌声でこれからの時代に向けた希望を表現した。

「Unveil」歌詞

既成概念を打ち破る「Make New」コンセプト篇ムービーの意図

 パナソニックの新たなアクションワード「Make New」には、くらしに寄り添う未来の定番をつくり、次の時代の豊かさを実現していくという、創業以来変わることのない挑戦への決意を込めている。「Make New」コンセプト篇では、一面がブルーの布に覆われた無機質な世界。人間の手が一枚の布を取り払うと、それを契機に、生命力溢れるグリーンの世界へと移り変わっていく。この壮大なビジュアルで表現しているのは、 より豊かで、より持続可能な世界への幕開けです。また、上下を逆さにした撮影技法には、既成概念への挑戦、 新たな視点で世界を見る驚き、逆転の発想の重要性などの意図を込めています。冒頭のエピグラフは創業者松下幸之助の言葉を引用したもの。

制作エピソード「失敗の許されない1テイク撮影!

 ムービーの企画/演出は資生堂「High School Girl?」や相鉄「100 YEARS TRAIN」、ポカリスエット「でも君が見えた」など数々の話題作の CM を手掛け、今最も注目されるフィルムディレクターの柳沢翔氏。コンセプト篇の演出の狙いを「新しい豊かさのワクワクする幕開け感を、ひと目で見てわかる驚きと強いビジ ュアルのある映像で表現する」と語る。

 映像内に登場する性別も国籍も異なる 7 人のダンサー/アクターの振り付けは、パリを拠点に活躍するコレオ グラファーユニット「I COULD NEVER BE A DANCER」が担当。「上下逆転」という状況の中で出演者の健康と安全を確保しながら、いかにして躍動感と浮遊感に溢れるダンスを実現するかという点に苦心し、一方で出演者は撮影前からトレーニングを重ね、布の落下テストを繰り返し、撮影本番に臨んだ。

 セットにある床(天井)一面の青い布は一度落下させると貼り直しが不可能となるため、本番は失敗の許されない一発勝負になった。本番の撮影では極限状況の中でも、ダンサー7人の呼吸がぴたりと合い、完璧なダンスを成功させると現場には歓喜の声が響き渡った。

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