女主人・侑子を撮り下ろした写真が公開(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

 柴咲コウが27日、出演する映画『ホリック xxxHOLiC』(監督:蜷川実花、公開中)で蜷川監督撮りおろしの公式写真集カットを公開。「侑子さんのミセが大好き」という柴咲自身もお気に入りの写真がお目見え。

 人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで孤独に生きてきた高校生・四月一日(神木隆之介)が、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる「ミセ」(店)に迷い込み、ミセの女主人・侑子(柴咲コウ)と出会うことで、不思議な運命に足を踏み入れていく様子が描かれる。原作は、累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミック。『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川実花監督が、艶やかで華やかな圧巻ビジュアルで、今回初の実写映画化に挑んだ。

 蜷川実花監督の描き出す美しい映像世界と、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆という豪華キャストの共演が話題の本作。その美しい世界をスクリーンで体験した人の「美しい映像と妖艶と演出が最高でした」「フィルモグラフィーで最もエンタメ度が高い」「圧倒的映像美。豪華絢爛とはこのことよと、言わんばかりの美術がステキな作品」など衝撃を受けた感想が続出、公開後もその勢いが止まらない。

(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

 本作の見どころの1つが、絢爛豪華な侑子の衣装。柴咲コウ演じる【ミセ】の女主人・侑子は、二度と同じ服を着ないキャラクター。その存在は劇中でも一際目を引き、心をつかんで離さない。そんな侑子の姿を蜷川実花監督の目線で切り出した荘厳なカットを公開。

 大きな花をあしらった髪飾りと侑子のキーアイテムの1つである煙筒を持った姿が印象的な写真から、大量の藤の花をバックに深紅の衣装が印象的な荘厳な世界で魅せる写真など計4枚を解禁。すべて本作撮影期間中に蜷川監督が撮りおろした写真で、目を隠すベールのようなアクセサリーを付けた写真は、劇中で16着を着こなした柴咲自身もお気に入りのもの。光を受けてキラキラと輝く大きなヘアアクセサリーに思わず眼を奪われてしまう、妖艶な雰囲気漂う美麗な衣装となっている。

侑子(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

 また「衣装に負けない存在感がすごい」と蜷川監督も太鼓判を押す柴咲自身の持つ高貴な香りが、より一層物語の説得力と没入感を高めてくれる。

 柴咲は豪華なセットや衣装を前に「圧巻ですよね。こんな量の藤は見たことないです。本当に夢のような世界の一幕でした。侑子さんのミセが大好きで、本当に細かいところまでこだわっていて、小物のなかに妖精のようなものが入っていたり、蝶のレプリカや、装飾も値段が付けられないゴージャスなものがあったり、骨董品があったりと、探検しているような感じでした」と一瞬しか映らないものでもこだわり抜く蜷川監督ならではの世界観づくりに感心する。

(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

 さらに柴咲は「圧倒的なビジュアルの奥には、人の業について考えさせられる素晴らしいセリフがたくさんあります」とも話し、「この世に偶然なんてない。あるのは必然だけ。すべての出来事には意味がある」や「何かを得るには、対価が必要」「未来はそれぞれの選択の先に在る。選択することで変えられる運命もあるわ」など、侑子が四月一日(神木隆之介)の転機に与える優しくも確信めいた言葉もまた、本作の見どころと言える。

 今回解禁した侑子の姿のほかにも、一瞬しか出会わない衣装、小物、セット、さらには今まで見たこともない驚きの姿が劇中には満載!摩訶不思議な世界の中にあっても揺るがない存在感を示す侑子。彼女の姿を通して物語を体感してみたら、また違った世界が見えてくるかもしれない。

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